【拡散希望】モバイルサイト or アプリ開発 お手伝い募集

モバイルサイト or アプリ開発の企画について、以下の通り募集をさせてください。

募集対象は以下の通りです。
* サイト&アプリ 開発者(1人、もしくは複数)

企画の概要について

やることは確定している企画が1つ、未確定の企画が1つあります。

モバイルアプリはAndroid, iPhone両方を想定しております。
アプリを作る場合仕様作成とアプリのデザイン、どちらかの実装まではお願いしたいと考えておりますが、もう一方の実装を企画主が担当することも可能です。

(1) Harmonie Chromatiqueのサークルサイト or アプリ
 →いくつかの機能を仕込むことを考えております。なので、仕様次第ではサイトとアプリ両方作る可能性もあります。

(2) もう一つのアプリ or サイト
 →こちらはアプリかサイトの片方。将来的に拡張するならアプリ, 拡張しないならサイトでも十分と考えています。
  発表に先立って十分な根回しが必要な企画なのですが、現時点で根回しが十分にできていませんので、守秘のお約束をさせていただいた後に企画の詳細をお知らせします。

いずれも要求仕様が固まっているわけではないので、仕様固めからおつきあい頂くことになります。

スケジュールについて

(1) サークルサイト(orアプリ)
重要な即売会(M3orコミケ)に照準を合わせたい。どのM3orコミケをターゲットにするかは、開発チームが決まってから検討します。

(2) もう一つのアプリorサイト
もし企画を実行する場合、来年3月頭に公開開始がターゲットとなります。

体制について

プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー、どちらも企画主が対応します。

連絡手段
 メーリングリストとSkype窓を使います
ファイルサーバ
 ソース管理以外はDropboxを用います。
 ソース管理はgit, redmineを利用予定。
  もしオープンソースにすることが確定した場合、githubを使う可能性もあります。

謝礼について

手を動かしていただく内容次第となりますが、(1)のみで最大3万円の予算を用意しております。
(2) については全くの別予算での運営となりますので、改めて検討とさせてください。

商業レベルでは見合わない金額なのは承知しておりますので、その点ご了承いただける方に参加していただきたく存じます。

権利について

募集に応じてくださる方が開発したコードの知財については、知財を留保していただいた上で私たち(Harmonie Chromatique)が非独占的に使用権を得る形での対応を想定しております。
オープンソース化でも構いません。

応募条件

以下の作業について、ある程度の経験をお持ちの方限定とさせていただきます。

* モバイルサイト構築 or モバイルアプリ開発(どちらか必須)
* サイトにせよアプリにせよ、デザインまわりの力をお持ちのこと(ロジック層は企画主が担当、という形も可能です)
* 守秘についてお約束いただける方 特に(2)の企画は現時点では誰かによって存在が公開されたらその時点で企画自体終了となります。

応募&質問について

応募期限は, 8月23日までとします。(コミケ翌週の日曜日になります)
akami@amanogawa.to あてに、題名に【モバイル】の文字(カッコ含めて6文字)を入れてメールで応募ください。

記入事項は以下の通りです。
* お名前
* 本募集に関連する経歴(モバイル開発実績) →可能な範囲で、開発されたサイトやアプリの紹介もお願いします。頂いた情報はサークル内守秘といたします。
* その他、音系同人と関係する経歴(とサンプル)

以上、よろしくお願いします。

 

メモ:音系同人における宣伝のやりかた

ちょっとした検討メモ。

宣伝の目標

本質的には、より多くの売り上げを出すこと。
マーケティング理論の基本として、AIDMA(1920年代からの基本的なモデル)やAISAS(電通が提唱)を考えたい。

オウンドメディア

サークル直営のTwitterやblogを出発点とする宣伝。どれだけのシェアを呼び込むかが答え。いくらフォロワーや読者が多くてもシェアしてもらえないと勝てない印象。

AISASでよりシェアを誘う宣伝形式を考えるか、AIDMAでより多くの人に読んでもらうためのシェアを重視するか?

他者のメディア

他者が持つメディアに掲載してもらう。現状大手サークルを除いてはまだ広告がビジネスとして成立しておらず、互助の一環程度の規模でしか成り立っていない印象。

ネイティブアドは業界倫理的にもはや受け入れられないことを前提としたいが、広告であることを示すタグがついていようが良いコンテンツは売れる、という現実もあるはず。

ネットラジオ的メディアのありかたを検討したい。

 

 

批判の粒度を考える

先日出したblogエントリ。

h-chromatique.hateblo.jp

この記事をめぐって、先日ちょっとした議論ができました。

本丸は「アイデアをアイデアとして受け入れない」ことじゃなくて、タイミングに合わせて適切な粒度の批判でないと意味がない、という話なのかもしれません。

ふくいち観光地化計画だと現時点では理念レベルの話なので、理念層の批判でないと意味が小さい。たとえば今の段階では「ふくいちの観光地化は不謹慎だ!」という批判に対してはたぶん有益なディスカッションをフルパワーで進められる*1一方、「観光地化といっても、観光インフラを支えるマンパワーはどこから出てくる?資金源は?」という問いには「……まだそんなこと何も考えてませんが?」で終わるだけだ、という話なんですよ。
で、ここで「そんな雑なアイデアは受け入れられない!」に対しては「あなたに受け入れられる必要はなさそうですね」で終わってしまうので、多分有益なディスカッションではなく単なるノイズとして響いてしまって、お互い幸せになりません。

……てか、ゲンロンがふくいち観光地インフラを経営するつもりは多分最初からないんで*2、まあこれでいいんですよね。

ちゃんと粒度に心を配るような真剣勝負のディスカッションができる場、やっぱり考えたいですよね。クローズドな場でないとまずいだろう、というのが最近の思考です。

*1:とはいえここは東さんが最初から予想しているので、甘いボールを投げても吸い込まれるだけですが

*2:「口ばっかり」なんじゃなくて、思想家の仕事はそこまでなんです。運営に手を出すのは多分この件だと境界線突破行為。思想家の仕事範囲外でもゲンロンカフェは思想を支えるインフラとして運営しているでしょうが、ふくいち観光地はとてもそんなものじゃない。

今年の地方イベント参戦を断念します

さてと。

今年は地方イベント増やそうとか言ってたわけですが、一部の方はご存じの通り、うちの環境が今年来年にかけて急変確定の勢いでいろいろ回ってまして。

というわけで、今年の地方イベント参戦(ガタケットを想定)を断念します。

来年は1月の宜野湾に一応照準合わせてますが、どうなることやら。

アイデアをアイデアとして受け入れること

なぜか、アイデアを単なるアイデアとして受け止めることができない人ってのがけっこういらっしゃるみたいで。
たとえばゲンロンの福一観光地化計画。あれはジャストアイデアなんだからアイデアとして批判すべきで、「実現性がない」*1って批判は全然レイヤー違うんだけどなぁ。実行とアイデアは全く別ですよ。

そういえば、コンサルや議員*2、コーディネーター*3たちを「口先だけで仕事する」と蔑む人たちも少なくないわけで。アイデアをアイデアとして受け入れられない人たちとは、クラスタ近いのかなぁ?とも思います。
「批判するなら代案出せ」も似たような話かなぁ。批判=口ばっかり、を品のない/教養に欠けた営みと思う人なら、そりゃ「代案出せないような人による批判は意味がない批判だ」という見解にもなるでしょうね。

*1:あのままじゃ実現性はダメダメなのは、多分東さんですら分かってるんじゃないかなぁ、と。あのレベルのラフアイデアを実現しようとしたら、必要な修正が入るのは当たり前。

*2:昔の自民党の強さは、族議員としての教育を通じて議員といえどもある程度の専門実務知見を持っていたことにもありそうです。

*3:コーディネーターとヤクザ=反社をイコールと見なす言説に出会ったことがあります

マナーやモラルを背景にした批判の難しさ

マナーやモラルって、ルールブックじゃないわけですよ。ルールブックになっていれば、それは既にマナーではなくルール。
だから、ある現象をマナー違反と見なすには、明確な根拠がどこにもないわけです。だけど、マナー違反だと感じる行いってのは確かに存在していて、架空の産物ではない。

マナーやモラルは人の思いのなかにあるからこそ、マナーやモラルを背景として誰か/何かを批判する行為は「私はこう思う」の領域から出て行くことができなくて、心情に訴えて多数派工作をする以外での方法では説得力を持ち得ないのでしょう。

 

企画の体制組みのこと、うちの実績を紹介します

なんだかんだ言っても、実績出してない人が何言っても説得力がないという構図は否定できないんですよね。
うちの場合は「企画運営能力ゼロ」という風説を言いふらして回ったどっかの誰かさんのおかげで普通より厳しい状況になってると思います。

なので、うまくいった過去企画(=実績)の座組規模を紹介してみます。

Khronos

大規模作品に限るとうちの復活第一弾。
ストーリーをFlagiolettoさんのチームにお願いして、絵師さんもFlagiolettoさん繋がりでお願いしています。ボカロ調教は根気Pさんにお願いしております。これもFlagiolettoさんからのリクエストの実現。

チームの人数としては6人になるのかな。全体ミーティングってわけにはいきませんでしたが、会える方とは直で会って話を進めていける限界規模になります。東京圏以外の方もいらっしゃるので、日常的に顔を合わせて進めて行くわけにもいかず……

あのときは絵師さんとの連携があまりうまくいかなくて、次からの課題になりました。

ad Bacchum!

ちょうどKhronos終わったかどうか?くらいの時期にTwitterで亜樹さんとお話するようになって、サイトとかお願いしつつ、たしかこの作品から本格的にお願いした記憶があります。
この企画のときは、イラストを春日沙生さんにお願いしてその他デザイン周りを亜樹さんにお願いしました。ちょうどこの企画と前後するくらいの時期で春日さんが商業デビューされてびっくり。

座組としては3人体制。新規の収録や音楽制作がなかったのでこの程度で済みました。

Khronosで残された*1課題だった絵師さんとの連携まわりで、初の成功事案になりました。メインスタッフが全員関東圏だったのでキックオフや打ち上げをリアルで集まって開催できたのも良かったところ。

動画は自家製。とはいえやっぱり華やかじゃない動画ってアクセス数取れないんですよね。動画とかプロモーションまわりが課題になりました。

眠り姫の子守歌(合唱版)→変奏曲集(2つの聖歌)

うちが本格的に回して結果を出したボイス企画という意味では、これが多分初めて。
この企画以前でもボーカル募集をかけたことはあったのですが、いろいろオペレーションがうまくいかなくてお蔵入りになったりしていたので、自分自身としてもこわごわの着手になりました。

リスクの最小化を旨としてスモールスタートを心がけて、眠り姫の子守歌合唱版→変奏曲集(=2つの聖歌)と企画の規模を大きくしていきました。

変奏曲集のアートワークは引き続き亜樹さんにお願いしつつ、変奏曲集から外部の方に動画をお願いするようになりました。たまたまTwitterで知り合ったacockさんに依頼させていただいて、変奏曲集~Magnaの2作品で快く受けていただけました。感謝!
ただ、プロモーション面ではまだまだ課題が残ったという認識です。昔に比べてまず「見てもらう」ための壁がとても高くなっていて、なかなか大変です。

変奏曲集あたりで10人~程度の体制だったと思います。

Magna Solemnitas

いよいよ長期企画での多数ボイス起用にチャレンジ。とはいえ長期企画は難しいと言われている通り、降板者とかコンタクト途切れた方とかけっこういらっしゃいました。合唱企画の形にしたことでリスク回避がある程度効いてなんとか形にできましたが、結果はけっこう薄氷の世界。このへん、まだまだ考え抜いていかないとですね。

Magnaからはプロモーションまわりも力を入れていくことにしました。矢野芳典さんにお願いしつつ、途中からはみやびさんも手伝ってくださいまして、プロモーションに関しては出発点には立てたと思います。まだまだ課題は残っていて、次期企画(人魚姫)で実績を作るべくがんばっていきたいところ。

ただ、この規模になると企画メンバーに関東圏以外の方も多数含まれるようになるので、キックオフや打ち上げを開催しづらいあたりがちょっと苦しいところ。遠隔地含めたキックオフや打ち上げ、うまくやれる方法考えて行きたいです。

座組としては20人以上の体制。いまの自分のスキルだと、これ以上の規模では一人一人にきちんと目を配る企画運用はちょっと難しいかもしれません。

そして未来企画:人魚姫(コードネーム)

まだ座組の規模も見えてませんが、うまく回せるようにがんばっていきたいです。以前からの課題を積み上げていくと、今回はプロモーションが大きな課題かな。
Magnaのときは歌以外について高コスト体質で運用回したところもあるので、人魚姫ではある程度のコスト削減も考えて行きたいところ。お金をかければ結果が出るといっても、かけたお金以上の結果がある程度読める状況にできないとお金をかければかけるほど損失額がふくれあがるのも事実です。

*1:実のところ, primenotes/織姫からずっと重い課題でした

メモ:過去に犯罪を犯した同人作家(サークル)の社会的処遇について

発端はこれ。先日開催されたC88の三拡*1での質疑応答から。

 たぶん、コミケ準備会が「何らかの形で逮捕された人に対して、サークル参加についてのペナルティを科さない」と表明したのはこれが初めてです。

以前だと、C72三拡のときに品川かおるこさんの脱税問題に関連して?サークル参加の是非についての質疑がありました。
三毛猫が出かけたこみけの話:【速報】C72第3回拡大集会レポ−質疑応答編(3/3)

当時は

犯罪者であろうと、禊ぎを済ませて帰ってくる分には、場として受け入れて見守っていきたい。 

(以上上記サイトより引用)という説明になっていて、禊ぎを済ませる=刑罰を受けると解釈すると、逮捕~執行猶予期間中のサークル参加を受け付けるかどうかは当時は議論されていなかったと考えられます。

 一方、コミックシティのサークル参加規定にはサークルスペースを用意できない場合として「社会的問題を起こしたり係争中のサークル」が規定されています。社会的問題とは何か?係争とは何か?という疑問もありますが*2、素直に読めば問題を起こしたサークルが今後参加できる見通しはない、ということになります。

ただ、あらゆる犯罪についてサークル参加を断るのは非現実的です。運転免許を持ち日常運転しているサークル主がスピード違反を一切犯していないと考えるのは非現実的ですし、そもそも同人活動の時点で二次創作の著作権や商標権抵触の問題が常につきまといます。 

*1:コミックマーケット公式のスタッフミーティング「拡大準備集会」の3回目。もちろん部署別の打ち合わせはこれと別に行われています。特に三拡=3回目はスタッフのみならずサークルや一般参加の人へもコミックマーケットとしての公式伝達・報告がなされるため、重要視されます

*2:たとえば会田家の皆さんは今後コミックシティに参加できるのですかねぇ?

日向瀬さんのサンプル音源を編集しました&5.1ch版公開

みんな大好き妹ボイス、日向瀬ゆずさんのサンプル音源の1本を、うちのほうで編集担当させていただきました。ロードラー的にはHina☆ponさん、って言ったほうが通じやすいですかねぇ。
台本はN的声題さまから「夏祭り」、背景BGMはショパンのマズルカ(Op. 33-2)で、編曲担当はあかみです。

日向瀬さんのサイトでは2.0ch版(つまり普通の環境版)を公開しているので、私のほうでは5.1ch版を公開します。使用音源とかは2.0ch版と全く同じです。

5.1ch編集環境はAdobe Auditionが一番メジャーかなーと思うところ。PhotoshopやAfterEffects狙いでCreative Cloud入れてAdobe税をお布施してる人ならついてきます。
編集ノウハウはサラウンドファームさんの記事にお世話になりました。

surround-farm.com

……で、なんで人魚姫タグがついてるかって?
人魚姫企画の準備だからですよ。

意図と行動の整合性:気をつけたいこと

ちょうどいい題材があったので。

西伊豆で2人亡くなられた電気柵の事故。
動物よけの電気柵は、通常ごく短時間のパルスで数万Vを流すような作りになっています。パルスなので必要なエネルギー総量はさほど多くなくて、システムへのエネルギー供給は本来AC100Vどころかバッテリー、ものによっては太陽光発電でもまかなえる程度で足ります。
なんですが、西伊豆の事故ではAC100Vが常時給電されるような代物を自家製していたという話で、普通の電気柵から見たらトンデモナイとしか言い様がない話です。*1

なんですが、さっきのツイート。

合理的な電気柵ではあり得ない設計だからといって、「おそらく目的が違う」と決めつけてしまうのは早計です。
本人は合理的に作ろうとして、判断があさっての方向に飛んでいってああいう作りになったのかもしれません。

合理的に考えたら、ああいうモノは「別の目的」にも使えますし、「別の目的」で使うために最適な作りになっているのは確かです。*2
なのですが、そもそも「AC100Vを常時給電し、勝手に橋を渡す」ようなことをやってる人に合理性を問い詰めるのってどうなんでしょうか?供述と実態が合理的に整合していないからといって「嘘をついている」と見なすのはちょっと手が早いですよ?

……浦賀の問題が解決しなくなっている原因、このへんにあるのかもしれません。彼のやり方は事態を明らかにするためには有益でも、解決するためには実は有害無益かもしれない、ということです。
彼は行動から合理的に「動機」を導きだそうとしていますが、その「動機」とやらが犯人の真の動機と同一かどうかは全く分かりませんよ?犯人には犯人なりの合理性があるか、もしくは全く無意識にコトを動かしているのかもしれませんよ?

*1:現物はもっとトンデモナイことにAC100Vが400Vに昇圧されていたそうですが、とんでもないの上積みにしかなってないので省略します。

*2:2ch系では電気柵に触れた生き物を効率良く殺し収入を得るためのツールだったのではないか?と言われています。合法性やモラルを脇に置いて、確かにその用途ならこの作りは悪くなさそう。