企画運営ネタ:雑談とか、そういう遊びの重要性。

ニコニコ企画放送局(NKH)出身の伊予柑さんのブロマガ記事。

ch.nicovideo.jp

これ読んで、ボイスコ企画術と比べていろいろ思うところがありました。

誰の記事か忘れたんですが、参加者の立場で企画運営者に求めることとして「参加者と仲良くなろうとしない」を求めている記事がありました。*1

ただ、じゃあ企画チームがコミュニティとして機能しないのはどうなんだ、という気もするんですよね。単発の小さなワンパンチを積み上げることで成り立つ程度の小さな企画ならともかく、長期や大規模企画だとチームは一種の運命共同体。運命を委ねる他の皆さんの人となり、知りたくありませんか?
実のところ、企業系のプロジェクトでも結局は人間のチームが創り出す結果が重要なので、それこそ合理性の鬼とも言えるような外資系ベンチャー企業やコンサルファームでさえチームワークの重要性はきっちり認識されているはずです。

われわれ企画者が同人企画を作って回すときに、プロが集まって商業と同じ判断基準で進められるという事例はほとんどないはずです。

チームビルディングのこと、人魚姫では真剣に考えていきたいです。
もともと織姫で失敗した身である以上、なおのこと企画の回し方は真剣に考えていきたいですね。

*1:参加者と企画者で仲良くなることを企画者側から要求している企画は企画倒れになる可能性が高い、という経験則だそうです。

ケルトコンピの気になること

例の著作権騒ぎ、というか色々騒ぎを起こしている2.8mileのケルトコンピのこと。
気になることをまとめてみました。

  • 本質的には「必要の無い責任は負うべきではない」で終わらせないとダメ。特にKrik/Krakサイド。
  • 事態の全容を明らかにするという意味で、2.8mileが絡んだ作品については全作品の頒布停止を支持します。*1
  • 海外の著作者隣接権絡んでるから、いろいろ面倒そう。弁護士がちゃんと英訳するなら安心だけど、そういうスキル持ってる弁護士さんというとタイムチャージヤバくない?
  • トータルで損害賠償&弁護士費用、2.8mileに払える?相当とんでもない金額になりそうだけど……軽く100万単位コースを予想。
  • 本当にKrik/Krakは「主催サイド」にならないの?事実上の共催として動いていて、共催クレジットから外れたという流れの経緯は踏まえたうえで、どこまで責任を負うべきか。原理的には過失の大きさを踏まえて投資→利益に見合う範囲で責任を負うべきと思うけど、立証大変そうだよなぁ。*2
  • 回収プロセス回せるのかなぁ。2.8mileがKrik/Krakに回収プロセスを委託すること自体は間違ってないと思うけど。*3
  • ボカロをめぐる権利問題なんて、ぶっちゃけどうでもいい。トータルで見たらどうしようもないほど些細なこと。……んだけど、ボカロ曲の規約まわりってアレの法的強制力の出所はどこ?商標権でいいのかな?
  • 依頼した弁護士ほんとに頼りになる?*4
  • あと、これ。お金的にはあまりに些細で、特に2.8mile vs Krik/Krakで訴訟突っ込んでも良いことは多分何もない。いったんお互い信頼&不信感を忘れて全員(弁護士含めて)が顔を合わせて落としどころを議論しておいたほうがいい気がする。

*1:盗作やその他モラル的に致命的にまずい事態が発覚している作品を除いて、頒布停止を要求しますとは言いません。最後に決めるのはあくまで主催者です。

*2:この表現には、そもそもKrik/Krakが「頼まれて実務を請け負った」範囲ならこの件について負うべき責任は正確にゼロだろう、という意味も込めてます。

*3:これって即売会中止案件のように「信用しないならお金返しませんので、それでよろしく」が通用する話題じゃないんです。だから、信頼されている人が回収プロセス回さないとうまくいかない。理想像は弁護士が回収窓口を担当だろうけどな……/完全な回収を目指さないとアカン案件だし、下手すると海外から回収状況の報告を求められる可能性もある予感。

*4:小倉弁護士から教わった案件なんて事例があるわけで……

Magnaは長らくお世話になりました&これからのこと

Magnaの打ち上げ、終わりました。

今回はメンバーが全国に散っているということもあり、Skypeでの打ち上げとなりました。本当はリアルでやりたかったのですが、やっぱり難しい……
というわけで、たぶんこれでMagnaの大きな動きは終わりです。楽譜とか、少しずつ動きは作って行きたいですが、まあ大きなことはないかな……

手持ちの枚数が相当心細いので、近いうちに少量の増産をかけようとは思っています。

で、次の大規模企画、「人魚姫」。本気で走り出すのは来年というつもりですが、今年の先行着手作業いよいよ始まりました。こちらも動きがあったらちょくちょく報告させてください。
最初のプロダクトはひょっとしたら文学フリマで出すことになるかもしれません。今年秋ってことはないだろうけどな……

ついでに、人魚姫前の今年秋とかの作品。こちらもこちらで検討はしてますが、多分秋は新作CDは出ません。コンピ参加とか、依頼ものとか、そこらへんが色々ありそうで。

安全なイベントのためにできること。

まず、コミティアへの参加について。

以前はコミティアに対して大変失礼な攻撃をしてしまったわけですが、正式なお詫びが受け入れられたことを受けて先日のコミティアに参加させていただきました。
お詫びが受け入れられていなければ参加拒否になる可能性も高いと考えておりましたが、問題なかったことから、お詫びが無事に受け入れられていたことの証明になっていると考えております。

というわけで本題。安全な即売会のためにできること。

スタッフは、普通は即売会を安全に終わらせたいと考えています。即売会で危険な事態を引き起こしたいと思っているスタッフはごく少数派です。

だからこそ、以下のようなスタッフに対しては、私は怒りを覚えます。

まず、イベントスタッフでありながら、特定のサークルに対して社会的排除を呼びかける事案。ツイート本体は残っていないので、当時のツイートに対する非公式RTにて紹介します。

 

次に、イベントスタッフでありながら、イベントそのものを危機に陥れる事案。以下のツイートは、ISISのようなイスラム過激勢力によるテロを誘発しかねないと評価しています。*1

 

*1:日本でも立川市でISISに共鳴した人が騒ぎを起こした事案ありましたよね

【ゆる募】5.1ch編集やリスニングの環境作りのアドバイス欲しいです

次期大規模企画:コードネーム「人魚姫」関係、多分これが最初のブログエントリです。

次期企画はまだ何を出すかすら決まっていない*1んですが、まずはスタートラインに立つまでのアドバイスを頂きたい情勢です。
企画書組みの相談メンバーはとりあえず固まりました。あとはテクノロジーまわりの相談をいろんな方にしていかないとなー。

まず最初のご相談。

5.1ch編集環境、どんなモノを揃えるといいでしょうか?
手持ちの環境は以下の通りです。

5.1chインタフェース:
PCオンボードのよくあるI/Fが5.1ch対応。NVIDIAのグラボ刺してますが意味あります?
オーディオI/Fの複数刺しはまずいって話を聞きますが、これも本当なんでしょうか?
DAW向けのI/Fは2.0ch対応しか持ってません。というかメインのDAW向けのモノが壊れたばかりなので、I/Fを買い換えるときに5.1chを想定して買うのはアリといえばアリです。

5.1chリスニング環境:
現時点で皆無。編集用はヘッドホンと別に、リスニング用にスピーカーは欲しいなぁと思ってたりします。

ソフトウェア:
Adobe Auditionを持ってます。プロユースのアプリなんでこれで十分かなー、というイメージは持ってますが、どうなんでしょうか?

 

*1:たぶんCDはやりますけどね

アマチュアジャーナリズムの未来を考える

以前、以下のようにアマチュアジャーナリズムの意味合いについて触れた記事を書いてきました。 

h-chromatique.hateblo.jp

 で、私自身のふだんの立場は、個人的には必ずしもアマチュアジャーナリズムには好意的ではありません。上記の記事で言及した浦賀の件に対する取材は個人的に「よくやったなー」と思うレベルですが、やっぱり問題がたくさんあります。

というわけで、いくつかの問題を議論してみます。

プロパガンダ怖い!

まずは、上記で言及した浦賀の件の検証記事に含まれるプロパガンダ的な内容について。議論の対象は以下のレポートです。

ktgohan2.hatenablog.com

たとえば以下の部分。

スミス@長野氏もくろかい氏も、ケットコムが作成した資料を孫引きで作っていたと自白しているようなものであり、このあと問題になる「権利関係」については、彼らも実は小川さんのことを全くとやかく言える状態になかった。 そもそも「余所んちのを(勝手に)参考にしました」とか、あんまり言うものでもない。

権利関係と言いますが、ケットコムの作成した資料に権利は存在するのでしょうか?*1

東京地裁昭和62年5月14日判決では、契約書の著作権を否定しています。中山信弘東大名誉教授の『著作権法』(有斐閣、2007年)では、「契約書に著作権は存在しない」という前提に立っています。近年では規約文書に著作権が存在するという判決も出ていますが、特殊な条件での事案と読むのが妥当です。*2

上記引用部分は、権利が存在しない「ケットコムの規約」についての著作権を強引に推定している、まさに長野氏たちがやらかした(とされる)偽商標権の主張と似た構図があります。

本筋から見たら上記規約問題は大きな問題とは言えないところ*3ですが、それを非難するために勝手に「存在しない権利」をでっちあげる行為が許されるという考え方は、悪質なダブルスタンダードです。

上記レポートは全体としても、ファクトの指摘やファクトからの推理と、著者の価値判断を含む言葉の選択が渾然一体となっており、(確かにファクトを明らかにした面は金字塔と言えると思いますが)プロパガンダの誹りを免れないと考えます。

補助線引けない!

そして、アマチュアジャーナリズムが力を発揮しようとしている武雄市をめぐる一連の事案について。*4

sites.google.com

武雄市をめぐる一連の事案では、 @keikuma さんをはじめとした多くのアマチュアジャーナリストが情報公開請求を駆使して情報を収集してきました。プロのジャーナリスト*5も、アマチュアジャーナリストの仕事に対しては以下のように賛辞を呈しています。

 しかし、彼らアマチュアジャーナリストは、やはり補助線を引くことができていません。武雄市の問題がなぜ、どのような形で、どのくらい問題なのか。それをわかりやすく市民に提示することができていません。その結果、彼は「プロのジャーナリズムにはそぐわない案件だ」、という見解を以下の通り呈示しています。

もちろん、一つの言い方をすれば「アマチュアがもっと頑張れば結果を出せる」という読み方かもしれません。ですが、「アマチュアの仕事はこの程度にすぎない」というメッセージも読み取れるような気がします。
プロの仕事は、見出しを立てて、何が問題なのかを社会に向けて明確に提示すること。現時点でアマチュアジャーナリストはこの仕事ができていないように思います。

どんな事案でも、情報を集めるだけではプロの技にはなりません。単なる自己満足です。アウトプットがあってこそのプロの技。

 倫理観がない!

そして最後に。浦賀の件でMLログの内部告発を受けて調査を進めている彼の過去発言をごらんください。2つめ以降の問題は別HNですが、複数のルートによる調査から同一人物である可能性が十分に高いと考えられるためURLを貼り付けました。

 

matome.naver.jp

togetter.com

こういうことをやってる人相手に情報提供するってのは、それはそれで明らかにまずいと思うんですよね。いくらジャーナリストに対する内部告発だからといっても、

一方、今回の内部告発がなされなければ、浦賀の件の構造が闇に葬られていたことはおそらくほぼ確実。ファクトが不足しすぎです。*6なので、内部告発が良い結果を生み出したことは確かです。

倫理観のない「ジャーナリスト」に対して内部告発をしなければ事象の構造を解き明かすことができない、という状況自体が良いものとは決して思いません。

何らかの解決を考えて行かなければならない問題でしょう。

問題点のまとめ

トータルで見ると、アマチュアジャーナリズムには以下のような問題があり、全体がある程度きちんとした意思をもって解決しようと試みないと解決困難なのではないか、と考えます。

  • アマチュアジャーナリストに倫理が求められていない結果、倫理観に欠如したジャーナリストがジャーナリズムを発揮してしまいます。その先にあるものはジャーナリズムではなく、プロパガンダになってしまうのではないでしょうか。
    少なくとも今年1月の時点(=ISISによる日本人殺害事件が熱かったですよね)に「クルアーンで豚肉を焼こう」と言い張るのは完全なアウトです。
  • アマチュアジャーナリスト、特に集合知をベースにした活動を展開するアマチュアジャーナリストには、補助線を引いて問題を明確に絞る力が欠けていると考えます。
    アマチュアは自分たちの出す結果に満足することが本質的な存在意義ですし、アマチュアの存在が害悪とは言いませんが、情報に補助線を引くためには集めた情報の一部を捨てる必要もあり、アマチュアの楽しみとは時に矛盾することもあります。*7

 

*1:権利はなくても先人たちへのリスペクトは有益ですが、上記記述は権利を大前提としているので権利についてのみ議論します

*2:競合他社が自社のサイトを丸コピーした事案。ケットコムと浦賀~は競合とは言えないと考えます。

*3:著作権侵害は親告罪ですが、今回適用が想定される偽計業務妨害は親告罪ではありません

*4:浦賀の件を調査しているktgohan氏も、武雄市をめぐる一連の問題に刺激を受けた形跡があります。

*5:下記ツイート、そして本記事執筆時点では、彼の立場は朝日新聞のテヘラン支局長でした

*6:某結婚式の件が完全にデッドスタックした理由もこのあたりにあります。女性向け即売会は男性向け文化圏に比べて連絡手段がSkypeやメッセンジャーの類、さらにはリアルでの雑談に依存していて、体系的な連絡手段の整備がなされない傾向が強いです。

*7:例えば、研究論文に全ての実験結果を掲載することはないですよね?すべて掲載したら単なる作業報告にすぎません。プロのジャーナリストだって、取材結果のすべてが記事に生かせるわけではないはずです。

Magna Solemnitas 委託ショップについて

さて、お久しぶりです。コミティアまでもうすぐなんですが、その前にとりあえず委託ショップの情報をば。

物理CDの販売ですが、東京地区3店舗にて扱っていただいております。
秋葉原地区では、あきばおーこく様三月兎さんげっと様、池袋地区ではTokyo Future Music様でお預かり頂いております。

続いて、ダウンロード販売について。
こちらはまだ私の手元に情報入っていないのですが、順次以下のショップで販売が始まるはずです。……日本で使えるのって、Amazonだけじゃないかなぁ?

  • Spotify
  • Google Play
  • Amazon
  • Rdio
  • Deezer
  • Tidal
  • YouTube
  • Beats/MediaNet

 

M3, ありがとうございました!

M3も終わり、ようやく体が落ち着いてきました。
TLの多くの人と同じように、見事に体調崩してたわけですが、まあいわゆる風邪引きとか病人のレベルまでは突っ込まずに済んで一安心。

というわけで、M3でHarmonie Chromatiqueにお越し頂いた皆様、Magna Solemnitasを手に取って頂きました皆様、ありがとうございました。

当日のスペース、こんな感じでした。

今回からとある方にスペースのデザインも担当していただきまして、こんな感じのスペースを組み立てられるようになってきました。
長年の課題でしたが、ようやく最初の一歩の結果を生み出すことができました。スペースのデザインについては、今後も改善を続けていきたいテーマです。

Magna Solemnitasの今後の頒布&販売予定は以下のような感じです。

イベント直頒布:5/5のコミティア112にサークル参加します。スペース番号はけ-42aとなります。

ショップ委託販売(CD):秋葉原地区ではあきばおーこく様、さんげっと様、池袋地区ではTokyo Future Music様に委託しております。

ダウンロード販売:Amazon MP3, Google Play(日本では利用不可)などに申請中です。

それでは、今後ともよろしくお願いします。

M3 2015-春: おしながき

M3、あと一晩ですね。Harmonie Chromatique では, 第1展示場G-17bにて参加いたします。
というわけで、今回のM3のお品書きをお知らせします。

おしながき(Harmonie Chromatique作品)

今回は、以下の作品を持ち込みます。特記なきもの以外1000円作品です。

おしながき(受託)

今回は、以下の作品を持ち込みます。価格は500円となります。

おしながき(旧サークル)

今回は、以下の作品を持ち込みます。特記なきもの以外500円作品です。

  • 織姫オペラシアター/演劇団 CLANNAD二次創作演劇DVD&ボイスドラマ “CAILLINAD” 3作品(DVDのみ1000円作品です)
  • 織姫オペラシアター/交響楽団 天使 1. -旅立チ
  • 萌えさいと。&Laudese DVERGR(CDのみ、残数少)

価格設定

いつもの価格設定です。DVDトールケース(14mm厚)のものは1000円、それ以外のものは500円。
今回は東京開催なので日本円以外の通貨は受け取れませんが、外国発行のものでもSquareさえ反応してくえればクレジットカード(Visa, DC, American Express)はお使いになれます。*1

その他の企画&配布物

シールラリー企画やってます。是非ご参加ください!
あとはペーパー、これから作ります。

というわけで、明日はスペース番号 G-17b でお会いしましょう。

*1:JCBと銀聯は使えません。現状銀聯が使える非法人向けサービスは存在しないらしく、導入の見通しは立っておりません。

Magna Solemnitas: PV公開しました

春M3はG-17b, コミティアはけ-42bでボクと握手!

www.youtube.com

というわけで、春M3新作の”Magna Solemnitas” PVを公開しました。

PVは変奏曲集に続いて亜国さまにご担当いただきました。

acock.biz

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