【譲】実家引き揚げに伴い、いくつかのモノを差し上げます

さて。
結婚に伴って実家を引き揚げるのに伴い、廃棄するにはもったいないけれど新居には持って行ける目処が全く立たないものがいくつかあります。

ご希望の方がいらっしゃいましたら、 akami@amanogawa.to あてにご連絡いただけますでしょうか。他の場所でも声をかけておりますので、競合になりましたら都合が合う順番にお渡しする感じになります。

配送料皆様負担か、もしくは現地(東京都城南地区の都心寄り:詳しい住所はお声がけいただいた方にお知らせします)での引き取りでお願いします。

作業用いす(オシャレタイプ)

ただしいくらかヨゴレがついていまして、地元のリサイクルショップでは引き取り拒否されました。普通に使う分にはさほど気にならない程度です。

オーディオコンボ

ただしCD, MDの再生は相当劣化しているためほぼ保障なし。光input→DACとして使う分には悪くない音が出ます。私も創作でずーっと使ってきました。

ピアノ椅子

高さ調整ありの猫足タイプです。

他のもの

他に以下のモノが出る見通しです。

ソーダストリームの炭酸水メーカー

 炭酸水を日常から飲みたい方向け。ランニングコストは2400円/60リットルくらいです。

作業デスクと、作業デスクの袖引き出し

 IKEAのALEX黒が2セット(ただし1セットは作り方を微妙に間違えたため微妙に問題が出ています)

www.ikea.com

LINNMONのテーブルトップ(幅2m)が1枚

www.ikea.com

なお、これらのものはお渡しできるタイミングがごくわずかに限られます。

それとは無関係に作業デスクの引き出しユニットが1つ余ります。こちらのユニットはいつでもお渡し&発送できます。

本棚

大型の本棚が2つ余っています。こちらは長年使ってきて明らかにボロいので捨てるつもりでいますが、「捨てるよりは欲しい!」という方がいらっしゃいましたらお知らせください。

京都もう恐&HARUコミ:ありがとうございました

今月は頭から2連発イベント参戦。

3/6の京都もう恐では「うみのあん」様への委託でCDをリリースいたしました。
3/13のHARUコミは音系サークルでのシティ初参戦。

どちらもスペースにお立ち寄りいただき、作品をご購入いただきました皆様におかれましては、御礼申しあげます。

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HARUコミの音系サークルまとめ

さて、先日3/4付けでシティの申込みが締め切りとなりました。

これからもプチオンリーのサークルエントリは締め切り予定ございませんので、既にシティに申込み完了したサークルへの委託等でのご参加も歓迎です。
(さすがに当日とかにエントリ打たれても試聴システム等準備が間に合わないので困りますが……)

というのは前フリとして、いよいよ日曜日にせまったHARUコミの音系サークルをまとめてみました。

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二次創作の自由を考える

確実に叩かれる系な意見表明なのは分かってますし、これ類似の話では歴史上巨大企業が本気で陰謀ぶっ放した事例がある話なんですが、ひとこと。

www.voca-gene.info

この件。私も併催のSDFイベント(もう恐)の売り子で会場にいました。
で、朝からタイムラインが京都のボカロ合同でいろいろ沸いてて、何事!?と思ったわけですが。

表層的な話をするなら、多分議論の枠組みはこんなところ。

  • ボカフェスは「何に対して」ピアプロリンクの申請を出した?→イベント全体?それともイベント内部の1コンテンツ?
  • イベント全体に対してピアプロリンクを申請する行為自体はある程度想定されているらしい。
  • イベント全体がピアプロリンクを申請した場合、イベント内部で頒布されるモノについてもピアプロリンクの規定に従っていることを表明する意味になるのか?
  • 普通に考えたら当該申請はイベント内部の1コンテンツに対して申請を出した記述と読み解くのが妥当だよな?
  • その場合、主語はピアプロリンク未申請のボカロイベント。そういうものは存在して良いのか?ボカロ界隈における「黙認」の現状はどうなっている?
  • ボカジェネの主張に従い「イベント全体に対して申請を出した」と仮定した場合、そもそも「イベント全体で権利的に問題のある作品は頒布されない」という約束だと見なすべきなのか?現実的にそれは可能なのか?*1

で、評価。

この件、個人的にはクリプトンが全ての悪手の原因だと考えてます。
クリプトンは権利者である以上、公序良俗に反しない範囲で権利の利用に対してありとあらゆる制限を課すことができます。それは法に定められていることであり、国会を通さずに外部第三者が曲げられる話ではありません。なので、私も「クリプトンが全ての悪手の原因だ」という以上のこと、例えば法や規定を無視した行動はできません。
ですが、やはりクリプトンの権利の運用には問題があると言わざるを得ません。ややこしい権利規定というのは、つまりオープンではない、ということです。言い換えると、自由ではない、ということ。
今回の問題は、クリプトンのややこしい権利規定が元で不公平感を生み出してしまったことが発端だ、という理解です。

ひとつの例を挙げます。Linuxは自由に権利を使えるソフトウェアです。このような自由なソフトウェアのことを、「オープンソース」と言ったりします。
Open Source Initiativeという組織が「オープンソース」の定義を明確にしています。そこには「使用分野に対する差別の禁止」という条項が含まれます。例えば「軍事用途に使うことは禁止」しているソフトウェアがあるとしたら、それは自由ではありません。
コンテンツ産業で、「軍事用途まで含めて自分のコンテンツは自由に二次創作して良い!」と言い切れるクリエイターってどれだけいるでしょうか?多分そう多くはいないと思います。米軍や自衛隊、その他自由主義圏の軍隊が使うだけではなく、「軍事用途の自由」ってのはロシア軍やシリアのアサド政権軍、果てはアルカイダやISISといった組織にまで自由を認めるということですから、難しいのは分かるのですが、だからといって制約してしまっては既に自由ではないのです。

クリプトンもそういうことです。細かい制約を課している自由はそもそも自由ではありません。しかも、クリプトンの自由からはみ出す作品に対してきちんと取り締まりがされているかというとそんなことはなく、ショップにボカロ二次創作なんかいくらでも転がってますし、ボカロR18が存在しないって発言は「三店方式は存在しない」と同等のポジショントークでしかありません。そして、実効力のないルールには、混乱を生み出す力はありますが、社会を広げる力はありません。

二次創作を認めるのであれば、私自身の見解としては可能な限り広い範囲の自由を認めていく戦略が良いと信じています。
今回のボカジェネ vs ボーパラ事案は、もちろんボカジェネ主催の悪手がトリガーではありますが、真の通奏低音はクリプトンがコントロールされた「自由」*2だけを社会に対して認めていることにあるのでは、と考えます。

 

*1:建前上は多分可能で、特にエロ界隈の文脈だとほぼ同種の取扱いを実効力のある形で実現しないと怒られるのも事実なんですが

*2:それは自由ではなく、例えば2016年のNHKが享受している『報道の自由』と同類のものなのですが

COMIC CITY:ワンコインキャンペーンやります

さて、Harmonie Chromatiqueは今年が音系サークルとしては初のシティ参加。
(音系以外では花祭とかでシティにサークル参戦経験あります:念のため)

というわけで、2016年春のシティ(HARUコミ, スパコミ)での頒布キャンペーン開催します。

3/13(HARUコミ): RTでCDワンコインキャンペーン

プチオンリー関連の私のtweetをRTしてくださった方に、CDを1枚500円でお譲りいたします。

twitter.com

5/4(スパコミ): サークル参加&RTでワンコイン+αキャンペーン

スパコミでは、サークル参加されている方がプチオンリー関連の私のTweetをRTしていただくと、全作品1枚500円でお譲りいたします。
プチオンリーにサークル参加くださった方には、さらに追加でCDを進呈させていただきます。

なお、これらキャンペーンにつきましては、事前に取り置きいただくことをお勧めいたします。特に3/13は頒布量を少し絞り気味にしますので、取り置き頂かないと在庫切れの可能性がございます。

Let's Play!: 正式登録完了&宣伝拡散協力のお願い

水曜日に公開させていただいたこの記事。

h-chromatique.hateblo.jp

 おかげさまで、いま現在までの時点で84PV, RTもいくつかいただいております。

本日先ほど、コミックシティ公式のONLY PLAZAへのバナー登録も完了いたしました。

f:id:h-chromatique:20160219122702j:plain

参加申し込みにつきまして:コミックシティへの申し込み期限が3/4となっております。私たちへの申し込みはそれより遅くても特に問題はございませんが、シティに参加申し込みをしないことには私たちへの参加は物理的に不可能ですので、シティ本体への参加申し込みをお忘れなくお願いいたします。

サイトにも記載しておりますが、オンラインでのサークル参加は b2-online からできるようになっております。

そして、本題の宣伝まわり。

いつもお世話になっております皆様におかれましては、みなさまの宣伝拡散ご協力をいただきたく存じます。

(1) URLをツイート:
http://h-chromatique.info/petit/ 音系同人プチオンリー ‘Let’s Play!’ をツイートいただけますとありがたいです。
(2) 宣伝ツイートをRT: 

 こちらのツイートのRTをいただけますと助かります。

よろしくお願いします。

音系同人プチオンリー "Let's Play!" はじめました

先日、M3落選サークルのいくつかにメールやDMでコンタクトを取らせていただいておりました……というのは。

実は裏で、こんなことを準備していました。

音系同人プチオンリー ‘Let’s Play!’

M3落選サークルの受け皿としての趣旨をメインに、5/4に東京ビッグサイトで開催されるSUPER COMIC CITYにて音系同人のプチオンリーを開催します。

今回はお試しでの開催ですので、極限までコストや運営を絞り込んだ枠組みでの運営を予定しております。
通常のプチオンリーのように華やかにいろいろやろう、というのは私自身一切予定しておりませんが、かつてのコミティア音楽部のように「コミックシティにも音系サークルがいる」ということをお知らせできるといいかな、と思っていたりします。

開催当日まで2ヶ月半という超短期の仕込みではありますが、よろしくお願いします。

一応、少しだけ「なぜこんなことを考えているのか」を説明しておこうと思います。折りたたみの先へお越しください。

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同人二次創作にまつわる許諾&黙認の疑問

同人二次創作の世界では、「わざわざ権利者に許諾を得ようとするな」が当たり前の常識だ、と言われています。

で、これって本当に当たり前なのでしょうか?

いくつかの疑問を紹介します。

  • 音系同人

同人二次創作の世界を熟知するはずの職業音響エンジニアの方から、「この作品はオフィシャルの許可を取っているのか?」と言われました。
許可取る、なんてあり得ないと思うんですが……

なんですが、例えばワル響。「株式会社ソニー・ミュージック・パブリッシングの許諾のもと」と明記されていて、現場レベルでは楽譜の審査もやってるらしいんですよねぇ。

  • 実写写真&ムービー

コスロケ写真の撮影では、管理者のいる場所(=公園とか)で撮影したものをROM化して売る(=同人コスROM)ときは場所に対してかなり高いお金を払うのが一般的です。法的には場所の管理権に基づく立て付けかな、と思うところ。*1

で。これって「コスROMの内容について許諾を得る」って枠組みになると思うんですが、会場はどこまで審査しているのでしょうか?それこそ「お金もらえて当日トラブル起こさなければどうでもいい」の枠組みなのかな。

で、多分この件のバリアントが、「コスROMを上映。コスROM自体は最初からお金では売らないが、上映場所への入場は有料」。

*1:著作権法の写り込みで解決可能かどうかは不明。というか浦賀船渠絡み議論のプロセスで写り込みがキーワードになってましたよね。

拡散希望:クラシック音楽業界から精神的暴力をなくしてほしいです!

今日の午後、話題になった高嶋ちさ子さんの家庭内暴力問題。

自分自身も、ああいう感じの親に育てられてきました。
とても大事な演奏会の2週間前に、演奏会で使っている楽譜を全部ビリビリにしてゴミ箱に捨てられたこともありました。先生からのコメントとか、全部まとめて回復不可能に終わりました。親から包丁を突きつけられたことも一回ではありません。
私の身の回りで音大出身の親が、「子供に包丁をつきつけた」ことを武勇伝のように言っているのも何度も聞きましたし、そういう人たちがお互いに「普通の教育だよね」と評価しあっている風景も見ています。そんなの普通であってはいけません。

自分のことにも重ねてしまって、ああいう風景がクラシック音楽の界隈で生きていることは、私自身許せませんし、社会が許してはいけないはずです。
DVは許さない、という社会になってから世の中では10年以上はたっているはずなのですが、なぜクラシック音楽業界では未だにDVが横行するのでしょうか?

さらに最後の一撃になったのがこちらのツイートです。

 このツイートは、高嶋ちさ子一人がDVをやっているという構図にはなりません。クラシック音楽業界が高嶋ちさ子のDVを容認している、ということになります。

こんな環境、私自身が育ってきた環境だからこそ、許せません。

というわけで、change.orgでキャンペーンを開始しました。

www.change.org

芸能業界でこのように声をあげることは、たぶん「業界」からの脅しを受けることにも繋がるでしょう。だけど、私が育ってきた世界でもありますし、今でも私はクラシック音楽が好きです。

友達と呼ぶことも烏滸がましいレベルの雲の上の人たちにはなってしまいましたが、世界をまたにかけて活躍されている小菅優さんやバッハ・コレギウム・ジャパンで活躍されている鈴木優人さんは小学生~高校生のころの音楽仲間でした。彼女や彼のように、自分の身近なところから偉大な演奏家が生まれるのは(悔しい、と言わなければ嘘になりますが)素晴らしいことです。

私はそういう世界に生きてきた身として、クラシック音楽業界でDVのようなことが横行するのが好きではありません。いいえ、はっきり言います。嫌いですし、あってはならないことと思います。

クラシック音楽といえば、ヨーロッパには日本をはるかに上回る伝統と上積みがあります。私も子供の頃にドイツとの交流イベントで現地の音楽学校など訪問する機会がありました。ヨーロッパの音楽教育、少なくとも良いクラシック音楽教育には、暴力や抑圧が機能する場はありません。音楽のために家庭内暴力は必要ないのです。

クラシック音楽の文化を正常化するためには、皆さんの一票が絶対に必要です。
キャンペーンへの賛同をお願いします!