Let's Play!: 質問とお答えコーナー

さて、たいていの即売会にこういうコーナーがありますので、こちらも日記にてお答えコーナーやります。

なお、頂いた全ての質問が載るわけではありませんし、実際に頂いてはいない質問も明らかに想定できる内容は掲載しております。

  • 問1:音系って何?

プチオンリー準備会としての公式のお答えは、「M3が考えるそれと全く同じ射程」です。

主催の私自身は、いわゆる「視聴覚」に訴える作品、およびその関連物を想定しています。音楽(関連として評論や楽譜も)、動画(延長で演劇関連・台本なんかもアリ)、ゲームあたりが想定範囲ですが、むしろ「これは!」と驚かせるような作品が並ぶと主催の私が喜びます。

大塚英志の「不良債権としての『文学』(「群像」2002年6月号)」 にこのような表現があります:『自分が「文学」だと思うもの』
この言葉が、文学フリマの射程を決めました。私自身もこの表現を音系の枠組みで踏襲したいと考えております:サークル参加される皆様にも、『自分が「音系」だと思うもの』をお持ちいただければ幸いです。

  • 問2:創作音系以外のジャンル(5/3参加含む)での参加はOK?/二次創作系はOK?

もちろんOKです!シティはコミティアと違って二次創作がメインストリームです。女性向けにとっては3月・5月・10月シティはコミケと同等の重要度のイベントですが、男性向けサークルも(東京・大阪では)少ないながらいます。
なお、ジャンルによっては配置が5/3になる可能性もありますが、その場合でもプチオンリーにはご参加いただけます。

  • 問3:試聴スペースや映像上映スペースは?

申し訳ございませんが、現行の体制では準備できません。そのかわり、スマホを想定してWebベースの試聴システムをご用意する計画があります。
映像上映はお手数ですがサークルご自身でYouTubeやニコニコ動画等を用いての準備をお願いします。

将来、シティ以外の即売会へ展開していく場合は主催者との協力体制次第でちょっとした試聴スペースをご用意できる可能性があります。

  • 問4:M3やコミケと同等に作品が売れる?

申し訳ありませんorz そこまで期待頂くとかなり苦しい空間です。
シティの主戦場(=女性向け界隈)で知名度をお持ちのサークルならそれなりの数が出る可能性はありますが、そうでないと苦しい状況が予想されます。

ただ、東京コミティアもかつては同じように音系にとってブリザードなイベントでしたが、かつてのコミティア音楽部の開催を機に状況が一変、いまはM3・コミケに次いで無視できない程度の重みを持つイベントになっています。
私たちはコミックシティもそういう場になるといいな、という夢をもってプチオンリーの開催に取り組んでおります。

  • 問5:なぜ合同企画やらないの?

プチオンリーでは何らかの合同企画をやるのが一般的です。
なのですが、Let’s Playでは合同企画の開催は見合わせました。理由は以下の通りです:合同企画には生産コストの他、時間・手間等の運営コストがそれなりにかかります。初回は5/4開催なのでM3直後になり、合同企画をやると参加されるサークルさんに負担が大きくなります。主催側の負担も高いです(涙

将来的にイベントが定着した場合、東京3月・福岡やシティ以外での開催の場合合同企画の開催も検討します。東京5月・10月・大阪シティでは他の大規模イベント(コミケ、M3)と日程が近すぎ、サークルへの負担を考えるとなかなか現実的ではありません。

  • 問6:他のイベントでの開催構想を教えてください。

まずは東京開催を定着させることが重要ですが、大阪・福岡でのシティ開催、先にはガタケットでの開催を想定(not計画)しています。特に福岡ドームの即売会はシティ・ネットワークどちらも参加したことがないので、個人的にも楽しみなところ。
さらに、地方のオールジャンル即売会からお声をいただいての開催もあり得ると考えております。実は既に1件話が来ておりますが、具体的なお知らせはもろもろの確定次第とさせてください。

スタジオYOU系のイベントでの開催は開催規約上同一イベントとしてはシティ開催と両立しませんので、とりあえず東京圏の人間としてはシティを優先でいきます。