さて、先日3/4付けでシティの申込みが締め切りとなりました。
これからもプチオンリーのサークルエントリは締め切り予定ございませんので、既にシティに申込み完了したサークルへの委託等でのご参加も歓迎です。
(さすがに当日とかにエントリ打たれても試聴システム等準備が間に合わないので困りますが……)
というのは前フリとして、いよいよ日曜日にせまったHARUコミの音系サークルをまとめてみました。
~オーケストラ、ピアノ、合唱、写真~
さて、先日3/4付けでシティの申込みが締め切りとなりました。
これからもプチオンリーのサークルエントリは締め切り予定ございませんので、既にシティに申込み完了したサークルへの委託等でのご参加も歓迎です。
(さすがに当日とかにエントリ打たれても試聴システム等準備が間に合わないので困りますが……)
というのは前フリとして、いよいよ日曜日にせまったHARUコミの音系サークルをまとめてみました。
確実に叩かれる系な意見表明なのは分かってますし、これ類似の話では歴史上巨大企業が本気で陰謀ぶっ放した事例がある話なんですが、ひとこと。
この件。私も併催のSDFイベント(もう恐)の売り子で会場にいました。
で、朝からタイムラインが京都のボカロ合同でいろいろ沸いてて、何事!?と思ったわけですが。
表層的な話をするなら、多分議論の枠組みはこんなところ。
で、評価。
この件、個人的にはクリプトンが全ての悪手の原因だと考えてます。
クリプトンは権利者である以上、公序良俗に反しない範囲で権利の利用に対してありとあらゆる制限を課すことができます。それは法に定められていることであり、国会を通さずに外部第三者が曲げられる話ではありません。なので、私も「クリプトンが全ての悪手の原因だ」という以上のこと、例えば法や規定を無視した行動はできません。
ですが、やはりクリプトンの権利の運用には問題があると言わざるを得ません。ややこしい権利規定というのは、つまりオープンではない、ということです。言い換えると、自由ではない、ということ。
今回の問題は、クリプトンのややこしい権利規定が元で不公平感を生み出してしまったことが発端だ、という理解です。
ひとつの例を挙げます。Linuxは自由に権利を使えるソフトウェアです。このような自由なソフトウェアのことを、「オープンソース」と言ったりします。
Open Source Initiativeという組織が「オープンソース」の定義を明確にしています。そこには「使用分野に対する差別の禁止」という条項が含まれます。例えば「軍事用途に使うことは禁止」しているソフトウェアがあるとしたら、それは自由ではありません。
コンテンツ産業で、「軍事用途まで含めて自分のコンテンツは自由に二次創作して良い!」と言い切れるクリエイターってどれだけいるでしょうか?多分そう多くはいないと思います。米軍や自衛隊、その他自由主義圏の軍隊が使うだけではなく、「軍事用途の自由」ってのはロシア軍やシリアのアサド政権軍、果てはアルカイダやISISといった組織にまで自由を認めるということですから、難しいのは分かるのですが、だからといって制約してしまっては既に自由ではないのです。
クリプトンもそういうことです。細かい制約を課している自由はそもそも自由ではありません。しかも、クリプトンの自由からはみ出す作品に対してきちんと取り締まりがされているかというとそんなことはなく、ショップにボカロ二次創作なんかいくらでも転がってますし、ボカロR18が存在しないって発言は「三店方式は存在しない」と同等のポジショントークでしかありません。そして、実効力のないルールには、混乱を生み出す力はありますが、社会を広げる力はありません。
二次創作を認めるのであれば、私自身の見解としては可能な限り広い範囲の自由を認めていく戦略が良いと信じています。
今回のボカジェネ vs ボーパラ事案は、もちろんボカジェネ主催の悪手がトリガーではありますが、真の通奏低音はクリプトンがコントロールされた「自由」*2だけを社会に対して認めていることにあるのでは、と考えます。
さて、たいていの即売会にこういうコーナーがありますので、こちらも日記にてお答えコーナーやります。
なお、頂いた全ての質問が載るわけではありませんし、実際に頂いてはいない質問も明らかに想定できる内容は掲載しております。
さて、Harmonie Chromatiqueは今年が音系サークルとしては初のシティ参加。
(音系以外では花祭とかでシティにサークル参戦経験あります:念のため)
というわけで、2016年春のシティ(HARUコミ, スパコミ)での頒布キャンペーン開催します。
プチオンリー関連の私のtweetをRTしてくださった方に、CDを1枚500円でお譲りいたします。
スパコミでは、サークル参加されている方がプチオンリー関連の私のTweetをRTしていただくと、全作品1枚500円でお譲りいたします。
プチオンリーにサークル参加くださった方には、さらに追加でCDを進呈させていただきます。
なお、これらキャンペーンにつきましては、事前に取り置きいただくことをお勧めいたします。特に3/13は頒布量を少し絞り気味にしますので、取り置き頂かないと在庫切れの可能性がございます。
水曜日に公開させていただいたこの記事。
おかげさまで、いま現在までの時点で84PV, RTもいくつかいただいております。
本日先ほど、コミックシティ公式のONLY PLAZAへのバナー登録も完了いたしました。
参加申し込みにつきまして:コミックシティへの申し込み期限が3/4となっております。私たちへの申し込みはそれより遅くても特に問題はございませんが、シティに参加申し込みをしないことには私たちへの参加は物理的に不可能ですので、シティ本体への参加申し込みをお忘れなくお願いいたします。
サイトにも記載しておりますが、オンラインでのサークル参加は b2-online からできるようになっております。
そして、本題の宣伝まわり。
いつもお世話になっております皆様におかれましては、みなさまの宣伝拡散ご協力をいただきたく存じます。
(1) URLをツイート:
http://h-chromatique.info/petit/ 音系同人プチオンリー ‘Let’s Play!’ をツイートいただけますとありがたいです。
(2) 宣伝ツイートをRT:
2016/5/4のスパコミ2日目で、音系プチオンリー “Let’s Play!” を開催します。シティのサークル参加受付締め切りは3/4になります。みなさまのサークル参加、お待ちしております。https://t.co/eJyNDiOke1
— あかみ@アルクロ@京都もう恐&HARU (@har_chromatique) 2016, 2月 17
こちらのツイートのRTをいただけますと助かります。
よろしくお願いします。
先日、M3落選サークルのいくつかにメールやDMでコンタクトを取らせていただいておりました……というのは。
実は裏で、こんなことを準備していました。
M3落選サークルの受け皿としての趣旨をメインに、5/4に東京ビッグサイトで開催されるSUPER COMIC CITYにて音系同人のプチオンリーを開催します。
今回はお試しでの開催ですので、極限までコストや運営を絞り込んだ枠組みでの運営を予定しております。
通常のプチオンリーのように華やかにいろいろやろう、というのは私自身一切予定しておりませんが、かつてのコミティア音楽部のように「コミックシティにも音系サークルがいる」ということをお知らせできるといいかな、と思っていたりします。
開催当日まで2ヶ月半という超短期の仕込みではありますが、よろしくお願いします。
一応、少しだけ「なぜこんなことを考えているのか」を説明しておこうと思います。折りたたみの先へお越しください。
同人二次創作の世界では、「わざわざ権利者に許諾を得ようとするな」が当たり前の常識だ、と言われています。
で、これって本当に当たり前なのでしょうか?
いくつかの疑問を紹介します。
同人二次創作の世界を熟知するはずの職業音響エンジニアの方から、「この作品はオフィシャルの許可を取っているのか?」と言われました。
許可取る、なんてあり得ないと思うんですが……
なんですが、例えばワル響。「株式会社ソニー・ミュージック・パブリッシングの許諾のもと」と明記されていて、現場レベルでは楽譜の審査もやってるらしいんですよねぇ。
コスロケ写真の撮影では、管理者のいる場所(=公園とか)で撮影したものをROM化して売る(=同人コスROM)ときは場所に対してかなり高いお金を払うのが一般的です。法的には場所の管理権に基づく立て付けかな、と思うところ。*1
で。これって「コスROMの内容について許諾を得る」って枠組みになると思うんですが、会場はどこまで審査しているのでしょうか?それこそ「お金もらえて当日トラブル起こさなければどうでもいい」の枠組みなのかな。
で、多分この件のバリアントが、「コスROMを上映。コスROM自体は最初からお金では売らないが、上映場所への入場は有料」。
*1:著作権法の写り込みで解決可能かどうかは不明。というか浦賀船渠絡み議論のプロセスで写り込みがキーワードになってましたよね。
今日の午後、話題になった高嶋ちさ子さんの家庭内暴力問題。
自分自身も、ああいう感じの親に育てられてきました。
とても大事な演奏会の2週間前に、演奏会で使っている楽譜を全部ビリビリにしてゴミ箱に捨てられたこともありました。先生からのコメントとか、全部まとめて回復不可能に終わりました。親から包丁を突きつけられたことも一回ではありません。
私の身の回りで音大出身の親が、「子供に包丁をつきつけた」ことを武勇伝のように言っているのも何度も聞きましたし、そういう人たちがお互いに「普通の教育だよね」と評価しあっている風景も見ています。そんなの普通であってはいけません。
自分のことにも重ねてしまって、ああいう風景がクラシック音楽の界隈で生きていることは、私自身許せませんし、社会が許してはいけないはずです。
DVは許さない、という社会になってから世の中では10年以上はたっているはずなのですが、なぜクラシック音楽業界では未だにDVが横行するのでしょうか?
さらに最後の一撃になったのがこちらのツイートです。
高嶋ちさ子本人もアレだけどなんか麻痺したようなやり取りしてる清塚信と小原孝が実にクラシック界の闇 pic.twitter.com/bHdWT9rWDR
— 匣河豚工房 (@hakofuguf) 2016, 2月 12
このツイートは、高嶋ちさ子一人がDVをやっているという構図にはなりません。クラシック音楽業界が高嶋ちさ子のDVを容認している、ということになります。
こんな環境、私自身が育ってきた環境だからこそ、許せません。
というわけで、change.orgでキャンペーンを開始しました。
芸能業界でこのように声をあげることは、たぶん「業界」からの脅しを受けることにも繋がるでしょう。だけど、私が育ってきた世界でもありますし、今でも私はクラシック音楽が好きです。
友達と呼ぶことも烏滸がましいレベルの雲の上の人たちにはなってしまいましたが、世界をまたにかけて活躍されている小菅優さんやバッハ・コレギウム・ジャパンで活躍されている鈴木優人さんは小学生~高校生のころの音楽仲間でした。彼女や彼のように、自分の身近なところから偉大な演奏家が生まれるのは(悔しい、と言わなければ嘘になりますが)素晴らしいことです。
私はそういう世界に生きてきた身として、クラシック音楽業界でDVのようなことが横行するのが好きではありません。いいえ、はっきり言います。嫌いですし、あってはならないことと思います。
クラシック音楽といえば、ヨーロッパには日本をはるかに上回る伝統と上積みがあります。私も子供の頃にドイツとの交流イベントで現地の音楽学校など訪問する機会がありました。ヨーロッパの音楽教育、少なくとも良いクラシック音楽教育には、暴力や抑圧が機能する場はありません。音楽のために家庭内暴力は必要ないのです。
クラシック音楽の文化を正常化するためには、皆さんの一票が絶対に必要です。
キャンペーンへの賛同をお願いします!
2016/02/11に開催されたacosta!イベントで、池袋の公園を無許可で利用していた?という情報が上がっています。
しかも今回のアコスタ、公園の使用許可取ってないっぽい…
— えっきー (@etuki2236) 2016, 2月 11
今回のアコスタの件、元々は刀をサヤに入れずに持ち歩いてるレイヤーを地元民が豊島区に連絡→豊島区は今日アコスタをやってる事は知らないし、そんな申請は出てないとのこと→不法占拠の可能性があり警察出動→主催に厳重注意。主催は二度とないように対応するとの話
— えっきー (@etuki2236) 2016, 2月 11
主催いわく、「マニュアル化により申請を忘れた。ヒューマンエラーを含め二度とこの様なことがないようにする。
豊島区や関係期間とともに規約等の強化を行う」とのこと— えっきー (@etuki2236) 2016, 2月 11
とりあえず疑問点と論点の提示をば。
疑問点の検証方法を紹介しておきます。あまり多くの人が同時にやるとDDoS攻撃になるので、もし2chあたりでぶちかますならスレのほうで調整してくださいね?
疑問点(1):申請の有無は豊島区への情報公開請求によって**確実に**検証可能です。豊島区の情報公開は区民・在勤・在学者・その他関係者向けなので、もしスレに区民がいればその人が対応するのが妥当なところ。公開された情報にはおそらく著作権はないので*1再公開は可能。
疑問点(2):これも情報公開請求で引っ張り出せる可能性はありますが、文書不存在が即主催の発言の虚偽性を証明することにはなりません。文書化されていない供述の可能性が否定できません。もしくは、警察が犯罪嫌疑の有無を証明するための資料と位置づけている可能性があり、そうだとしたら情報公開請求で出てくることはあり得ません。
許認可を必要とする事業は、つまり誰でも無秩序に取り組んではいけない性質のものだと考えます。きちんとした組織が手がけて、さらに他の人たちへの迷惑が社会的に受け入れられる範囲であることを公共が確認した上で、はじめて許可が下りる、という本質があります。
法律・行政上の文脈では「許可」と「認可」はそもそも言葉の意味が本質的に違います。「許可」は、「本来禁止されていることを、特別に許すこと」です。ええ、今回のように公園をイベントで使うことは「本来禁止されていること」です。
禁止されていることを特別に許されていたはずの集団が、同種のプロジェクトで禁止事項を堂々とやってのけた、というのが今回の事案の構図。同人規模の企画ならともかく、acosta!はアニメイトグループ(巨大企業です!)とハコスタ(多数の不動産を活用しており、かなりの大規模企業です!)の合同事業。明らかに企業コンプライアンス上の大きな問題です。
アニメイトは非上場企業なので株式市場における牽制は働きませんが、そのような企業が明確な違法行為を組織として行った以上、議会や行政による牽制が必要と考えます。
この件は豊島区議会で議論されるべき問題でしょう。豊島区が議会として今回の問題を起こしたアニメイトグループによるイベント再開をどう受け入れるか、民主的な熟議のうえで考えるべきです。
*1:情報公開請求の大枠として、稀に第三者が権利を持つ資料が公開されることがあり、その場合は公開資料の再複製は著作権侵害となり得ます。今回の事例ではそういう資料が出てくることはないでしょう。行政当局が行政目的で作った文書は日本法では著作権が発生しない、という解釈が主流のようです。
少々遅くなりましたが、3/6の京都もう恐と3/13 HARUコミックシティの取り置きフォームを開通させました。
3/6京都もう恐:2016/03/06 もう恐22 アルクロ取り置きフォーム
3/13 HARUコミックシティ:2016/03/13 HARU COMIC CITY アルクロ取り置きフォーム
3/6はまどマギCD、3/13は新しめの作品についてはそれなりに持ち込みますが、ジャンル外や旧作の持ち込みは大きく絞り込む予定ですので、ジャンル外や旧作をご希望の方は事前に取り置きをお願いします。
なお、もう恐におけるジャンル外作品の取り置き対応については主催グループに問い合わせの上OKとコメントを頂いておりますこと、記しておきます。*1
*1:女性向けだと、これは基本ダメなんですよね。男性向け文化との違いでなかなか面白いところです。