批判こそ合法的に取り組もう

とりあえず安倍政権のやってることは気にくわない話が多すぎるわけですが。
「戦争法案」って名前付けは広告代理店的プロパガンダのにおいが強すぎますが、多くの憲法学者がノータイムで違憲と言ってる*1ってことは、たぶん伝統的な憲法解釈ではアレは違憲の可能性が高いんでしょう。
安倍政権の憲法改正やそれに類する何かについて、憲法学者側がさまざまな立場に立って議論が活発に交わされたことはたしか一度もないはずです。だって多くが一致して「ありゃアウト」なわけで。

……というのとは全く別問題で、SEALDsのデモに合法性が怪しいという話が出てきました。
どこまで本当のことか分からないですが、紹介。*2

news.livedoor.com

日本は一応民主主義国家で、表現の自由が実質的にも一応あります。下で紹介しているような国とは違って、反政府デモに対して警察や軍隊が銃口を向けてくる国ではありません。

「戦車男」撮影は奇跡-天安門事件25年でカメラマン語る – WSJ

反政府デモが合法的に行える環境である以上、政府批判は合法的な手段を執るべきです。あえて違法な手段を使って、違法性を攻撃されて政府批判の説得力が弱まるようなことをすべきではありません。

 

*1:それでも合憲って言ってる人が出てるあたり学問の健全性ではありますが、一人はそもそも生長の家あたりとの関わりが明らかなんでしたっけ?

*2:相手が警察の話なので、一般人が守秘の壁を破って情報を引き出すのは難しいと判断してます。