ルールを守ることの意味

なぜ、社会で暮らしていく上ではルールを守る必要があるのでしょうか?
簡単な話で、「他人もルールを守るだろう」と予測できることには意味があるからです。例えば目の前の横断歩道の信号が青で、交差している車道の信号が赤なら、車はやってこないだろうと予測できるからです。

明文化されているルールと、明文化されていないルール。法的には大きな違いがありますが、予測可能性という意味では違いはありません。
つまり、明文化されていない社会の空気のようなルールも、守ることには確かに意味があります。

というわけで、今後の活動では明文化されていないルールについても極力守って育てていきたいと思います。
織姫オペラシアターを作っていたころ、最初に取り組んだことは「ありとあらゆる明文化されていないルールについて、改めてゼロから考え直すこと」でした。こうすることで新しい社会の仕組みに見合う合理的なルール体系を作ることはできるかもしれませんが、これまで存在した社会からは織姫オペラシアターがやろうとしていることを予測できなくなるわけです。

古い仕組みを守った上で、テクノロジーの力を借りて新しい血を注いでいくことで、同人音楽の社会をもっと面白いものにしていきたいですね。
過去を破壊することだけがイノベーションではありません。

カテゴリーblog