いくつか非公式にはお伝えしてまいりましたが、リアルの合唱団「合唱団おりひめ」の立ち上げを断念することをお知らせします。
それに伴い、サブカル合唱での活動についても2020/5のジャンニフェスは見送り、2020/7-8の副次的文化系合唱祭で現状受けているものを最後とします。
理由は以下の通りです。
もともとサブカル合唱界隈への参加は、自分の合唱団を立ち上げる(リアル版織姫合唱団の復活)を前提としておりました。そのために界隈へのコミットを深め、コミュニティの一員として活動を継続するというよくある種類の計画です。
その想定があったため、リターンよりも大きな投資を辞さないスタンスで活動に取り組んでいました。
なのですが、今後の合唱団運営の見通しについて有識者に相談したところ、今後私が合唱団の運営で一定の立場に立てることはおそらくないだろう、今回の合唱企画についても成立の目処は当面立たない、というサジェスチョンを頂きました。
この状況ですと投資を続けても自分の目指すものを達成できないことが確定しました。
私自身には他にもやりたいことがあり、それを完全に止めてまで合唱方面にコミットする理由はこの状況ではありません。
現在受けている仕事については責任の問題もありますのできちんと終わらせますが、リアル合唱方面のコミットは今後止めることになります。見返りを見込めない状況でこのまま投資を続けていくリソースは私にはありません。
今後合唱に関しては、宅録合唱、そして作曲で関わっていくことはあると思います。私の作品は基本演奏していただいてなんぼですし、作品に手を入れるようなことも演奏者のやるべきことだと理解してますので、どうぞご自由にお使いください。
今回の合唱団断念の契機となった問題は、M3界隈との対話モデルの失敗であるとも理解しています。
私の活動を支援してくださっている有識者と議論したところ、現状の対話モデルは問題解決どころかお互いのサークルの潰し合いが今でも可能になるモデルであり、典型的にヨーロッパ戦線で第二次世界大戦を引き起こした構造そのもの、という理解に到達しました。こちらに関しても再構築が可能かどうか、現在有識者との検討を続けております。
「問題解決は最速でも来世」「2年に1回程度の揉め事はコストにすぎない」という考え方は当然あり得ますが、逆にそれを上回るペースでの揉め事はコストではなくリスクですし、私たちの間では今後揉め事の規模・頻度が大きくなり、2013年までの状況をはるかに上回る悲劇的な事態に至ることも否定できない、という議論をしております。
問題を解決し、トラブルの芽を摘むことはおそらくM3準備会にとってもメリットのあることと考えます。重大な悲劇の発生を回避するためにも、議論や検討にご協力頂けますと幸いです。