音屋・絵師・ボイスコさん側からの企画倒れ対策

音屋さん・絵師さんやボイスコさん永遠の悩み、企画倒れ。

参加する企画がリリースまで走り抜けられるか、そして良い形のリリースが実現できるか。

企画を倒すのが良いとは言いませんが、不可抗力も当然あり得ますし、企画倒れに神経質になるならコンテンツを提供する側としてもある程度の自衛はしたほうがいいと思うんですよね。

というわけで、三輪士郎さんがtwitterでいろいろ語られていたので貼ってみました。

その通りだと思うのですが、フリーランスの仕事って(特に音系だと)まだキャリアを積み上げていない最初のうちは名前が出せない仕事ばかりですよねぇ、というイメージ。
音系同人の世界をうろついていて、「商業の仕事をまとめてもらってきて、同人関係者に配って回るブローカー的な誰か」が存在するのかも?と思ったことが何度かあります。こういうブローカーの人が存在すればBtoBでの宣伝(=表に名前が出なくても内輪の人たちは誰がやったか全部知ってるから宣伝になる)が機能するので問題ないのかも?という構図ではありますが。

ここが本丸ですね。

以前、ボイスコさんへの依頼規定に「原則無償で受けますが、企画倒れした案件については有償とさせていただきます」という趣旨が書かれていたのを見たことがあります。
企画倒れすると、もしくはペンディングさせるとコストがかかる構図は、そのまんま企画倒れさせないインセンティブに直結するので、合理的に動けば多分機能するのだろうな、と思ってみたり。

企画者を事前に信用調査するアプローチを主張される方もいらっしゃるのですが、それって本当に機能するんでしょうか?有名どころの企画者さんはOKなのが分かるとしても、それ以外がどうなることやら。もちろん有名企画者の仕事だけでいっぱいいっぱいになる有力なパフォーマーさんだとこれで機能するんですが。