こんなTogetterが盛り上がってるわけですが。
で、「ちゃんとした発注をできない発注側がバカだ」とか言ってても、何も始まらないと思うんですよね。
「新しくコンテンツの力を借りて何かやりたいけど、どう発注したらいいかも分からない」って企業はいくらでも存在するわけで。
そんな状態、コンテンツに限らずIT業界でも当たり前のように起きてます。
なんで、IT業界ではこんな知恵があります。「何を発注するか」を決めるまでと、具体的な発注を別の契約にする、というテクニック。
前者は準委任という法的形態になって、お互いベストを尽くすことは求められますが、結果を出すことは求められない契約スタイル。一方、後者は結果を出してなんぼの契約スタイルになります。こうすると、「そもそも発注するかどうか分からないよね?」というレベルからのスタートでも、周囲の力を商業的に借りて何を発注するかを決められるようになります。*1
オタク系コンテンツ(マンガとか)の世界でも、そして同人の世界でも、この技使えないですかねぇ?
*1:そんなところにITコンサルの出番があったりします。IT畑の○○総研の仕事ってだいたいこれ。