人は、誰でも複数の社会に属しています。
お互いに関係ない複数の社会に属していることもあれば、上下関係のある複数の社会に属していることもあります。たとえば日本で仕事をするサラリーマンは部課の社会に属しており、上位社会として会社の社会に属しており、さらに上位に日本社会があります。
特に後者の、上下関係のある複数の社会に属している人にとって、大切なこと。
下位の社会では通用する・受け入れられるような言動であっても、上位の社会には通用しないことは、いくらでもあります。
そのとき、下位の社会では通じるのだからといってその手の言動をするのは、アウトです。単に言動が上位社会から否定されるのみならず、問題の下位社会自体が上位の社会から否定されかねません。
同人社会には明るい面もありますが、暗い面もあります。暗い面のいくらかは、同人社会でしか通用しないような特殊な言動、特殊な行動によって引き起こされています。
同人社会を否定されないためには、同人の狭い世界では通じても日本社会で通じないような言動はきっちりと控えなければなりません。