さて、Magna Solemnitasって企画の一部だ、という話はずーっとしてきたわけですが、じゃあ元々のMagna Solemnitasって何ですか?
この問い、全然答えてこなかったですよね。というわけで。
この企画は、もともと、「同人ミサ」ってキーワードで進めてきた企画です。”Magna Solemnitas”はラテン語で「荘厳なる典礼」という意味。
同人音楽でミサを書きたい!とは昔から思っていたのですが、キリスト教のミサをKyrieから順番に書いても果たして同人音楽的か?同人音楽ならそれらしく世界も創って新しい可能性を見つけられないか?*1
こんなネタを昔からよく話はしていたのですが、ようやく亜樹さまと意気投合、今年から企画スタートになりました。
コードネーム自体は分かりやすくミサなんですが、正式題名に”Missa”とは付けられないです。なぜかというと、ラテン語で”Missa”はイコールキリスト教の典礼儀式。*2キリスト教以外の典礼儀式には”Missa”って単語は使えます。
てなわけで、ad Bacchum! でもタイトル決めるときにお世話になった君影さまに、こちらもタイトルのラテン語訳をお願いしてしまいました。
サウンドとしては、これまでの総決算的に大編成オケ+大編成合唱。以前Khronosの一曲「眠り姫の子守歌」を種に合唱化企画回していたのは、同人ミサが実現可能かどうかを探るためのプロジェクトでもありました。
Finale 2014でようやく巨大編成の打ち込みが現実化したこともあり、4管編成*3の打ち込みやっちゃいました。
今回のM3では正式リリースにはなっておりませんが、スペースでの試聴ではMagna Solemnitas収録曲も聴けるようにするかもしれません。
もし興味ありましたら、是非スペースへおこし頂ければ幸いです。
2つの聖歌は、Magna Solemnitasにとってもっとも重要な音楽。今のうちに聴き慣れておくと、Magna Solemnitas本編で「あ、このメロディー知ってる!」ってシーンがたくさんありますよ?^^