物価が違うんだからそりゃ当たり前だ。~地方と東京の経済構造差~

イケダハヤトさんのblogに、
高知に移住したわけですが、マジで生活が幸せすぎて困惑しています : まだ東京で消耗してるの?
なんて記事が上がってました。
そりゃ当たり前のことで、地方の賃金水準を考えてみろと。

DODAの都道府県別平均賃金統計を見ても、高知県は平均年収最低ランク。
東京の収入で高知で生きるなんて真似をやらかして幸せになるのは、物価の安い国で東京水準のお金を突っ込んで暮らしたら豪遊できるという単純明快な話でしかありません。
高知は農林水産物を直で買うなら安いかもしれませんが、お店で飲み食いする金額にするとそこまで安くありません。ひろめ市場なんて東京とほぼ同水準だし。

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最後に、同人活動ブログなんで同人に寄せてこの件を分析してみます。

うちの観点から見ると、日本国内であれば結局「地方の即売会にCDを持って行って、売れるか?」という話に回収できます。地方でCDを買う人は、CDを買えるだけの資金力を持ってる人に限られます。私の経験上「CDバカ売れ事象」が起きたことが知られている地方即売会というと、花羅さんのblogによるレポートでも年長組(=大学生とか社会人とか)の参加が多いことが指摘されている即売会とだいたい一致してます。
海外はちょっとまた事情違うみたいで、だいたい日本の半額で持ち込むといい感じに売れる?って話も聞きました。ただ、だいたい同人CDの利益率*1考えると半額にしちゃうとほぼトントンなんですよねぇ。

*1:同人に持ち込む表現的には妥当じゃないかもしれませんが、(頒布価格-生産原価)/生産原価をこう表現させてください。個人的には同人音楽で活動継続するなら少なくとも100~150%はつけたいです

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