水中撮影入門本「今日からはじめる水中撮影」入稿できました&6/10コスノーグで頒布します

6/10リリース予定の水中撮影本、ようやく入稿まで辿り着きました。

というわけで、改めて宣伝をば。

6/10に秋葉原で開催のコスノーグにて、「東京おさかなの会」名義で水中撮影入門本を出します。スペース番号はC-09になります。

underwater-cosplay.dreamlog.jp

推奨ハッシュタグは #水中撮影入門本 です。
twitterでは本の内容もお知らせしておりますので、是非ごらんください。

 

チームメンバー募集:デザインとマーケティングまわり

ここ最近、ありがたいことに多くの人との出会いの機会があり、皆さんから頂いたアドバイスやサジェスチョン、ディスカッションを通じて自分のサークルの戦略的なものを見直していました。

ようやく、見直しの方向性が明確に見えてきて、少しずつアクションを起こしています。ついては、一つだけここで発表します。

今後、自分の同人活動は、チーム戦で進めて行くことにしました。
織姫の再立ち上げもその一環ですし、織姫の立ち位置も昔のものとは相当変えているつもりです。

という状況なのですが、チームに足りていない要素がいくつかあります。

まずはデザインまわりとマーケティングまわりが足りていないです。
募集といっても、これは自分たちメンバーが本気で納得できる人が見つからない限り巻き込むつもりはありません。ですが、このあたりいっしょに活動していただける人がいらっしゃるとありがたいです。

チームメンバーに必要な属性のようなことも議論しているのですが、なかなか世の中では見つけづらい特性が必要、ということが分かってきています。なので募集とは言いますが、募集要項はあえて置かないことにします。
こちらから良さそうな人がいたら声をかけるなり、もしくは何かしらあったらご相談するなりしますので、よろしくお願いします。

M3お疲れ様でした&水中撮影入門本のリリース変更について

さて、今日はM3でした。皆さんお疲れ様でした!

 

以前からお知らせしていた水中撮影入門本、リリースを変更します。

コミティア合わせで理論編&コスホリ合わせで実践編という構成を検討していましたが、やはりコミティアってコス方面強いイベントではないですし、分冊になるデメリットが大きいなぁ、ということで。

なので、コミティア合わせでは、当初の内容から「ゆいりんこの水中撮影5W1H + α」を中心に一部をまとめた冊子を無償配布することにしました。是非お受け取りください。
全編はコスノーグ合わせで頒布開始&電子書籍でのダウンロード頒布も予定しております。

5W1H+αのタイトルだけチラ見せ。

 What? (水中撮影とは何なの?):
Who? (誰がやっているの?):
When? (いつやっているの?):
Where? (どこでやっているの?):
Why? (何故水中撮影なの?):
How? (どうやったら水中撮影を始められるの?):
Which? (撮影の場所の選び方は?)
How Much?(どれくらい手間と費用かかるの?)
How Many? (どれくらいの人数で撮っているの?)
What kind of Lesson? (どんな練習普段からやるといいの?)
What Time? (水中撮影、いつやればいいの?)

 

同人界隈、現在進行形の企画まとめ

久々に、自分がいま手がけている or 準備中の企画の一覧を。

音楽系

やっぱり自分のメインはここなんですよね。
表向きの企画はこんなところですかね。

h-chromatique.hateblo.jp 

h-chromatique.hateblo.jp

通奏低音は「大規模企画をどうやって着実に進めていくか」です。

裏だと、もう1本室内楽の作業が進んでいます。

写真・水中系

同人企画としては、 

h-chromatique.hateblo.jp

 こちらを軸にして、

h-chromatique.hateblo.jp

 このへんですかね。

水中系はもう少し動向があるのですが、公開は少々お待ちください。

織姫オペラシアター、復活させます

あともう一つ、告知をば。

織姫オペラシアター、活動を再開します。

ただし、全く同じ枠組みではじめたら、過去と同じ問題をもう一度踏むだけ。

いまは2018年。2006年とは全く状況が違います。
2018年らしい形で、織姫オペラシアターをもう一度立ち上げ直します。

  • 短期的には、そして必要なければor能力がなければ長期的にも実演実施にはこだわりません。2006年時点ではオーケストラ・合唱・演劇ともに実演企画がほぼ皆無でしたが、いまやサブカルオケはプロ楽団含め多数存在。サブカル合唱団は今年合唱祭が5回目記念。演劇もけっこうあるはず。織姫がわざわざ四苦八苦してやることじゃありません。
  • ですが、実演可能性には引き続きこだわります。実演できない楽譜をDTMで創ってもしょうがない。それは織姫、そして私個人のこだわりです。
  • オーケストラはある程度までDTMに頼ります。この12年で一番力が変わったのがここかと思ってます。
  • というわけで、まずは合唱団、それも宅録合唱団から。Magna Solemnitasをはじめとして宅録合唱はそれなりに実績を積んできました。これをある程度常設の宅録合唱団に育てていきます。そしてやり方を定着させていきます。
  • それと、ボイドラ系はどっかでちゃんと手を付けておきたい。交響歌物語のためにも、自分が持っておかねばならないスキルセットの一頁です。
  • 政治的な説明責任を担保する枠組みは検討中。当面の間、まずは問い合わせくださった方への説明責任として動いていきます。

h-chromatique.hateblo.jp

 

新しい織姫オペラシアターが目指すものは、チームプレイの器です。

それ以上でもそれ以下でもありません。

交響歌物語のシナリオライターさん募集、第n弾( or n度目の正直)

さて……

自分の音楽活動のうち、同人として自分でサークルを持たないとできないこと、というのが、現時点では1つだけ残っています。
それは、商業的な枠組みには乗せようがない類の大規模企画。

今度の作品、型式だけは既に決まっています:「交響歌物語」。
自分のサークルの売り物になっているオーケストラと合唱とロマン派系統のこってりしたサウンドで、歌物語を創ります。

Magnaを完成させてから1年ほど休んで、次の企画の準備を始めていました。自分にとってこの企画をやるのに足りないものはシナリオ・歌詞書き、歌い手、そして絵師さん。一番最初に足りなくなるものはシナリオです。
なので色々な方に打診をかけてみました。

なのですが、やはり作品のイメージがまだ固まりきっていないということで、多くの方から途中降板を頂くことになってしまいました。
Magnaのときは作業期間に1年半かかっていて、今度の交響歌物語は多分それよりも作業期間かかります。なので早い時期に降板いただくのは正直言えばお互いにとって多分良いことではあります。

なのですが、私だけに限るといつまでたっても作品制作の目処が立たない、という状況でもあります。正直幸せなものじゃありません。
というわけで、n度目の正直で改めて交響歌物語のシナリオさんを募集します。

しばらくごちゃごちゃやっている間に、実は「原作」を1つ提供いただいております。
ただ、原作といっても企画規模と比べるとそれほど骨子が固まっているものではないと認識しています。

我こそは!という方がいらっしゃいましたら、Twitterとかメールでご連絡ください。
規模が規模なので、しばらくメール等でやりとりして企画完遂への道筋を見つけつつ、場合によっては直接お会いしてキックオフしましょう。

【お知らせ】コスプレ&ポトレ向けの水中撮影入門本、出します&練習会もやります

さて、以前からちょくちょくお知らせしていた水中撮影入門本。
いよいよリリース近づいてきましたので、お知らせさせてください。

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2018/05, 06にかけて、コスプレ・ポトレ向けの水中撮影入門本をリリースしてまいります。

この夏にコスプレやポトレで水中撮影をやりたいという方に向けて、何を練習すれば安全に楽しく水中撮影できるのか、といったところをまとめています。
水中撮影は過酷で大変だという声も聞くのですが、ポイントをちゃんと押さえて練習しておけば、本番がとても楽になります。

リリース名義は、メンバ皆さんと話し合った結果、東京おさかなの会にしました。今年からオープン運営を始めたオタク水泳部のプロジェクトです。

swimee.blog.jp

2018/05のリリースは、理論編。

コミティアに Harmonie Chromatique がサークル参加しますので、そこでの頒布を予定しています。Zatta交流会の課外活動部さんにも委託を予定。
こんな内容を予定しています。

  1. 水中撮影の美しさ、魅力の出所(雪風ゆいさん)
     オタク水泳部でもコアメンバーをお願いしている雪風さんに、こちらの企画でもコアメンバーとしての執筆をお願いしています。彼女は本業が社会科学専攻の大学院生な方なので、そちらの本領を水中撮影ターゲットに発揮した記事をお願いしました。
     水中撮影のフロンティアといえばこの方!な柚コトキさんのご協力も頂いて、魅力の源泉と未来を縦横無尽に掘り尽くしていただきました。
  2. フォトグラファーとモデルさんにとって必要なスキルと意識の基本(あかみ)
     こちらは現場の声として、あかみが担当しています。撮影に特化というよりは、水の中で楽しく安全に活動するための基本的なことをまとめています。
     色々なロケーションで撮影していくための個別スキルは、6月の実践編に掲載予定です。

2018/06のリリースは、実践編。こんな内容を予定しています。

  1. 様々なロケーションでの実戦的なノウハウと作例
     経験豊富なコスプレイヤーさん、フォトグラファーさんにお願いして、色々なノウハウを執筆お願いしております。関西の水中撮影ガチ勢:城戸春人さんにもご執筆をいただいております。
     内容の詳細は、もうしばらくお待ちください。
  2. もっとエッジ効かせた撮影の話題
     難易度が跳ね上がる水中でのマーメイド撮影や、スキューバダイバーさんとの連携といった話題を取り上げています。

実はこのツイート、この本のキックオフ企画でした^^
水中撮影ノウハウって上げている方があまり多くいらっしゃらないみたいで、私のところと城戸さんのところを読んで水中撮影を始めた、という方がけっこういらっしゃるのですよね。

 

そして、本のリリースにあわせて練習会も開催します。初回は4/18,  その後4/30に予定しています。 4/18はセーフティ・レスキューの特別練習会、4/30は初心者向け水中撮影練習会&その後オタク水泳部の普通の水泳練習会です。

特に4/18は、タンクを背負わない前提での水遊びレスキューとしてはおそらく日本最高峰のレッスンです。平日一日吹っ飛ぶ企画ですが、可能な方はぜひご参加ください。このレベルの機会、世の中にはそうそうないですよ?

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atnd.org

5/19-20の木更津スタジオ撮影会にも、あかみと雪風さんで参加予定です。水中撮影でお困りのこととかありましたら、せっかくの機会ですし是非ご相談ください。お手伝いできることもあると思います。

 

4月~6月の即売会、リリースお知らせ

M3には出ないって宣言したばかりですが、そもそも同人音楽から引退するなんて言ってませんよ?

 

ってわけで、4月~6月、色々とリリースがございます。お知らせをば。

 

まずはこちら。

もろもろ告知が遅くなって申し訳ありません。

4/1、大阪春のゲームマーケットにて、私が参加している作品がリリースになります。
C-12、「賽狂卓」さんにての頒布です。東京での頒布予定は……まだ確認取れていません。すいません。

 

その後、M3ではコンピレーション2作品参加予定です。

「きのこVSたけのこコンピ」 2018年M3春 Ark of Phantasm

そして、もう1つコンピ参戦予定ですが、こちらはまだ告知できる体制にないのかな。

コミティアでも合同制作が1本ありまして、曲を提出していま収録等進めてもらっている段階のはずです。

 

音楽以外だと、以前からちょくちょくお話ししている水中撮影入門本。

5月のコミティアで理論編、その後6月のcosnugで実践編の2分冊でのリリースを目指して作業を進めております。

 

てわけで、なんだかんだでけっこう出すものあるなぁ……?

批判とアドバイスの話〜文フリvs裏書典騒動から〜

今週、ちょっとした騒ぎになっていた裏書展問題。

裏書展、かくして吹っ飛んでしまいました。

文フリの望月さんは謝罪をされたようで、その謝罪を外から「謝罪として成立していない!」とか叩くことには何の意味もないですから、謝罪をされたことは良いことと認めて評価します。

ただ、責任を十分に果たしたとは私は考えていません。

……というのは置いておいて、批判とアドバイスの話。

私も即売会主催経験のある人間ですし、初回の主催のときには多くの方のコンセプト提示に本当にお世話になりました。なので、社会への貢献として他の新人の即売会にアドバイスを出すことは惜しまないつもりです。

今回の騒ぎを通じて、何が良いアドバイスなのか、批判とは違うのか、を考えてみましょう。

アドバイスは誰のため?批判は誰のため?

まずはこれです。アドバイスは、即ち対象を改善するためにあるものです。第一義的には相手の即売会のためにあります。
一方、批判は即売会を社会的に正しく位置づけ、問題があればその問題を社会に向かって指摘するためにあります。第一義的には社会のためにあります。

批判を禁じるというつもりはありません。正当かつ健全な批判は民主主義、そして自由な思想表現の根幹、一丁目です。批判が出ることはむしろ良いことです。

ですが、批判は相手の即売会を良くすることに繋がるとしても、良くするためにあるものではありません。場合によっては批判を通じて相手の即売会を潰すことが社会的に良い結果に繋がる、という事例もあり得るでしょう。
アドバイスは徹頭徹尾相手の即売会の改善のためにある、と考えれば、まずはここが批判とアドバイスの最大の違いになります。

筋の通った問題提起を

今回、文フリの望月さんからは個人情報の取り扱いについての疑義が呈されていました。曰く、技術書典から裏書典へ個人情報を「与えて」ほしくない、と。

その疑義は本当に筋が通っていたのでしょうか?私はそうは思いません。

個人情報をそういう形でやりとりすることは反社会的だ、ということは多くの人が理解していると思います。当然技術書典は分かっているでしょうし、裏書典がそのことを理解していない、という主張は不自然です。
不自然な主張をするには、何らかの証拠(直接でも状況でも推論でも)が必要です。望月さんは主張を何らかの証拠で裏付けているでしょうか?もしくは推論、憶測でもかまいません。何かしらの憶測がついていたでしょうか?いいえ、ついていませんでした。

異常な主張に根拠もつけないというのは、私は単なる言いがかりだと思います。

言いがかりに対してもきちんと対応する必要がある、という「民主的」なアプローチもあり得ないとは言いませんが、個人的見解を言わせていただくと、その類のアプローチは議論のリソースの浪費にすぎないと考えます。

問題提起の裏には、解決策がある

何かの問題が提起されたということは、(筋が通っていさえすれば)解決すべき点が提示されたということです。即ち、解決すれば改善に繋がると考えられます。

本来、即売会の存続が良い状況ならば、あるべき批判はそのような形です。批判を通して社会を改良することも当然できます。他の即売会が評論の横展開を受けて、問題を未然に防ぐこともできるでしょう。

即売会を批評で潰す、ということ

あまりに酷い問題が発生している場合は、即売会そのものを叩き潰すような批判が必要かもしれません。今回の裏書典問題はそのような事案だとは考えませんが、思考実験としては「成立してはならない」類の即売会を考えること自体は可能でしょう。

本当に即売会を潰さなければならない場合、公然とやるのは危険なように思います。必然的にとても強い表現を使わざるを得ないわけで、公然とやるよりは裏で直接即売会の運営中止を説得するほうがトータルで健全なアプローチになるような気がします。

なお、サークルが集まっている状況下であれば、よほどの深刻さでなければ即売会を強引に開催しきることを優先したほうが良いでしょう。そのためにはチーム丸ごと乗っ取るアプローチが必要なこともあり得るのですが、外形的には浦賀船渠事件とあまり見た目が変わらないです。

最後は倫理に裏打ちされた決断と後世の評価だけが判断基準になりそうだ、という気がしなくもないです。

文フリは何を考えるべきか

元々文フリのボイコットを呼びかける記事を執筆予定していたのですが、望月さんが謝罪されたことを受けて、執筆は中止しました。

ですが、現状で望月さんが責任を取ったと言えるかどうかは不明です。

今回の問題は(個人情報の取り扱いを中心に)組織全体の問題も指摘されてはいますが、基本としては望月さん一人の不適任さが露わになった事案と考えます。

望月さんの文フリ辞任、もしくは百都市構想について別の担当者に統括を委ねることは、今回の問題について良い責任の取り方になるでしょう。
もしくは以前から私がツイートしていた通り、(日程こそ文フリ合わせにはなると思いますが)裏書典を文フリにあわせてTRC会議室で開催引き受けることもアリでしょう。

今回の事案は、東京圏で800SP、地方都市も含めたらかなり巨大な即売会開催グループのトップが大暴走を起こした事案です。平時から負っている社会的責任も重大ですし、何かしらの明確な形でおとしまえをつけるべきと考えます。特に今回の発言は百都市構想との間では致命的に整合が取れていません。

百都市構想に共感している地方開催文フリが東京文フリ/望月さんの枠から外れることは、今回の望月さんの発言に対する良い抗議行動になるでしょう。今回の発言は小規模イベントに対する文学フリマによる弾圧行為とも考えられ、何度も言いますが百都市構想とは致命的に矛盾します。