先日アップさせていただいた「眠り姫の子守歌」ですが、本日時点で367アクセスほど頂いているようです。感謝♪
やっぱり歌モノのアクセスは伸びがありますね。
うち的にはピアノとオーケストラが昔からの主戦場で、歌モノはここ最近はじめてみたって感じなんですが、歌モノのほうが人気あるのもわかりますし、今後もちょくちょく手がけていきたいです。
次の歌モノのうp用意も進んでますので、お楽しみに。また今度もKhronos関連です。
~オーケストラ、ピアノ、合唱、写真~
先日アップさせていただいた「眠り姫の子守歌」ですが、本日時点で367アクセスほど頂いているようです。感謝♪
やっぱり歌モノのアクセスは伸びがありますね。
うち的にはピアノとオーケストラが昔からの主戦場で、歌モノはここ最近はじめてみたって感じなんですが、歌モノのほうが人気あるのもわかりますし、今後もちょくちょく手がけていきたいです。
次の歌モノのうp用意も進んでますので、お楽しみに。また今度もKhronos関連です。
先週~今週で、ニコ動に新作動画を2本上げました。
1本目はKhronosの第3曲「眠り姫の子守歌」を合唱化。
ちょっと予定より遅くなってしまいましたが、とりあえず http://h-chromatique.hateblo.jp/entry/2013/08/05/211207 こちらの企画はこれにてリリースとなります。お世話になりました皆様、ありがとうございました!
2本目は15年くらい前に書いてた作品を打ちこんで音にした作品です。2番は今のオーケストレーション技術で作り直さないとお聴かせできない代物だったりしますが、4番はなんとかなりそうだったのでお蔵出し^^
田園詩曲全曲の打ち込みはいつか達成したいです。1・3・4・5楽章はとりあえず音符の打ち込み終わってて、あとは2・6・7楽章だけなので半分切ってますし。
なお、田園詩曲の正式タイトルはあくまで「田園詩曲」のほうで、交響曲のタイトルは括弧付なので、そこらへんよろしくお願いします^^
作品解説記事、第2弾はKhronosです。
この作品はガジェットをいろいろと詰め込みまくってるので、数回にわけて解説していきます。1回で済ませてぎっしりになると分かりにくいですしね。
てわけで、まずは曲の間の繋がりをどんな形で書いているか、というお話。
Khronosは実は当初の予定より2曲少なくなっているのですが、とりあえず曲のリストをこちらに出してみます。トラック番号とは少々異なりますが、私自身の作曲時のリストはこんな形になってます。
CDとの違いは、各曲の後ろのインターリュードを別トラックにしている曲がいくつかあるのと、4曲目と6曲目が削除されたあたりです。
まずは曲の配置。中盤でドラマの中心に来るSeirenes Loreleyを中心に作品全体が対照的に書かれています。インターリュードを切り離すと、「ファンファーレ+プロローグ」と「エピローグ」。合唱曲の「眠り姫の子守歌」と「Luce e Ombra」。3拍子*系*楽章の「songe journal」と「白銀のnoces」。
で、「ファンファーレ+プロローグ」はそのままエピローグに繋がる仕掛けになっている一方、子守歌とLuce e Ombraはハーモニーが対極的。songe journalはあからさまにワルツ(ただし5拍子)、白銀のnocesは3拍子のゆったりした楽章とこれまた対照的。
次に、メロディーレベルの仕込み。聴いて気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、あの作品はあちこちに同じようなメロディーが出てきます。
まず一番わかりやすいところから。「インターリュード」は全部同じ主題なんですが、あの主題はインターリュードだけではなくSeirenes Loreleyの中間部にも、そして終曲の冒頭にも出てきます。Seirenes Loreley はインターリュードを持たないのでそのかわりなのですが、出てくるタイミングもちょうど真ん中あたりになります。
ファンファーレは同じテーマがエピローグの最後の部分にいろんな形で出てきますし、エピローグ自体がプロローグの続きみたいな書き方になってます。
で、Seirenes Loreley の第2テーマはエピローグの中間メロディーと同じもの。
次回は、試聴を上げているファンファーレ/プロローグとSeirenes Loreleyを解説します。
同人企画をやってると、他人を巻き込むには企画書が欲しくなることがあります。
ちゃんとした企画書があるから良い企画だと言えるわけではないんですが、企画書が良くないとなかなか他の人から信頼してもらえないことってありますよね。
というわけで、同人創作向けの企画書にどんな項目が必要か考えてみました。
そもそも「企画書」という単語が何を指すのか、という共有された認識はないと思ってます。辞書には何かしらの定義が書いてあると思いますが、辞書通りに企画書を書けばそれで必要十分ってことはないでしょうしね。
なので、必要な項目を考えてみました。
まずは、企画全体のインプットとアウトプット。
あらゆる営みにはインプットとアウトプットがあると思うので、それらを明示します。企画の世界観なんかはインプットですよね。企画の成果を世に出すなら、それがアウトプットです。
で、インプットとアウトプットをどういう段取りで繋ぐか。チーム全体としてやるべきことのリストとか、やるべきことをどう実行していくか、プロセスに対してどのような支援があるか。そんな話が必要になってきます。
項目に落とし込むとこんなところでしょうか。
メンバー一人一人についても、同じことが言えます。つまり、その人はどんな責任を負って企画に参加し、どのようなインプットを受け取って、どのような段取りのもとにアウトプットを提出するか。
企画書にはこんな事項が書かれることになると思われます。
で、気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、企画書は一度作って終わりではありません。むしろ随時アップデートしていくことが大切です。
最初のうちはメンバーだってどんどん増えていきますよね。作業スケジュールだって変動するかもしれませんよね。というわけです。
そして、アップデートが前提ということは、いきなり最初から完璧な企画書を作らなきゃいけないわけでもありません。むしろスピーディーに改善・アップデートしていくことのほうが大切だと信じています。
ついったで @masanosama さんが興味深い発言をされていたので紹介します。
彼の立ち位置は即売会開催畑の人かな……?私の視点から見ると「彼はコミケスタッフやってても不思議はないな~」って雰囲気ですが決して確定情報ではないので、そのくらいの知性と倫理を持っている人の発言と仮定して読み解いています。
~~ここから~~
トラブルがあった時にはその場で確認しないと駄目だなー。 あくまで確認であって「一方的な抗議」もマズイけど。 調査のために時間をかけるにしろ、まずは「双方に一報入れて『これこれこういう話があったのですが』と認識を持たせる」って言うの重要かも。「調査後に」だと曖昧な部分出ちゃうし。
— ま さ ゆ た(いっとくたんが50トン) (@masanosama) 2013, 11月 28
~~ここまで~~
トラブルが起きること自体は回避できない局面ってのがあるのですが、大きくならないうちに芽を摘むことは重要だし、本来いつでも実現できるはずなんですよね。その意味で、上記ツイートで @masanosama さんが提案されている方法はとても興味深いです。
まずはトラブルの芽がそこにあることをお互いに認識しないと、トラブルを解決しようにも「私にはトラブルなんか無いのだから解決の必要はない」と主張されて早期解決が困難となりますし。
どんなトラブルであっても、小さくするか炎上させるかを決めるのは全員の意思なんです。当事者全員がトラブルを小さく収めようと決意して真剣に対応すれば、そうそうおかしなことにはならないはず。
で、この手のメールの場合送り先も重要で、相手に無視されないように&過度に事態を拡大しないように適切な送信先を選びたいものです。
本人だけに送ると無視される可能性がありますが、不特定多数への公開は(私自身何度か選んでいるものの)やっぱりやりすぎですから。
うちの昔の作品で、こーんなのがあります。
ピアノ 『Voyage into a cage…』 (上海アリス幻樂団 東方永夜抄より) – YouTube
うちの主戦場が二次創作だったころの作品なんですが、おかげさまで海外中心に人気いただいているようで、15万再生ほどになりました。
このテイクは2006年にやった同人ピアノ音楽のリサイタル企画のときのライブ演奏です。この曲自体は派手目の小品なのでオタク系演奏会向けの小品としてちょくちょく演奏してたのですが、フルリサイタルのアンコールとなるとやっぱりテンションが変わるみたいで、このテイクがいちばん演奏効果的にはうまくいってます。
てわけで、作品解説。
2005年にEverfadesさんからリリースされた東方ピアノCD “Reverie” に参加させていただいたのがこの作品の初出です。
アイデアの出発点はヴォヤージュ1969/1970の違いをベースに何か面白いことができないかな?と思ったところ。
IN Stage 6 Theme – Voyage 1969 – YouTube
IN Stage 6 Boss (Final) – Eirin and Kaguya's Last …
どちらも東方永夜抄6面の曲で、1969が道中→1970がボススペル曲ですね。一聴して分かる通り、1969 + メロディー = 1970 です。
で、永夜抄には5面道中で「かごめかごめ」をモチーフにした「シンデレラケージ」って曲があります。
シンデレラケージ ~ Kagome Kagome - 東方永夜抄(IN) – YouTube
で、ここらの材料を組み合わせて面白いことができないかな?と思ったのがはじまりはじまり。
最初期アイデアでは、「右手のための、左手のための、そして両手のための」という3曲構成の作品でした。右手のためのパートと左手のためのパートを同時演奏すると両手のパートになるというからくりは、エックハルト=グラマテのピアノソナタ第6番がアイデアソースになっています。これを1969/1970の関係に導入する、という構想ですね。
で、次のアイデアが1969/1970の高速パッセージを両手で弾けないか?という発想。最初は三本の手技法とか使ったアイデアもあったのですが、ピアノの前に座って指を動かしているうちにVoyage into a cageのベースになる「ごく狭い音域で左手と右手が両方パッセージを弾く」というテクニックが実行可能(=自分で弾ける)という確信を持てるようになり、「あー、これをコアにして作品作ると面白い!」ということになりました。結果がVoyage Into a cageの1:15~の両手パッセージになってます。
そうやっているうちにシンデレラケージ、というか「かごめかごめ」のモチーフと1969/1970の高速パッセージは同時演奏可能だ、ということに気付いて、3:25~のシーンの一丁上がり。
これでだいたい材料が仕上がって、あとはガチャコンするだけです。
組み合わせ自体は「よくあるパターン」みたいな感覚なのかなー、と思ってます。もちろん「同じことは二回やりたくないよね~」と、細かいところで原曲への敬意を払うために原曲に見られる細かいモチーフを取り入れるのは基本として。
なお、最後にアルカンの「鉄道」を引っ張ってきたのは、まぁご愛敬ですw
Alkan's "Le Chemin de Fer" (audio + sheet …
……と言いたいところなんですが、「片手で、ついで両手で」ってアイデアの出発点はアルカンなんですよね。なので、アイデアそれ自体への敬意って意識もあります。
さて。
悠花さん・いずみさんとの「対話」は無事に成立しております。が、その対話にクレームをお持ちのかたがいらっしゃるようです。
クレームやその他連絡は、対話時の合意に基づき第三者を経由することになっております。当該の第三者の名前はこの場では明かしませんが、もし私たちへのクレームであれば、悠花さん・いずみさんに問い合わせていただくことでルートを知ることができると思われます。
私たちのグループに直接クレームを寄せる行為につきましては、当事者がこれまで果たしてきた役割によっては対話をターゲットとした破壊行為と見なさざるを得ない場合がございます。
どうぞ、所定のルートをご利用くださいませ。所定のルートはきちんと窓が開いておりますゆえ。
少し前に話題になったこの記事。
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20131114/p1
地方オタクの歳の取り方と、首都圏の人脈について
これって、単純に「地方と東京」の対立というよりは地域性の問題だと思うんですよね。
ブコメにも入れてましたが、大枠で見ても東京以外の求心力が弱い東日本と、大阪・名古屋(・福岡)の求心力が効いてくる西日本では状況が全く異なります。
リアルでの創作の打ち合わせとかでも、東日本(本州内、道東)の人は東京に来ないとどうにもならないので積極的に来てくれるんですが、西日本の人は大阪とか名古屋で用が済む部分もあってこっちから会いに行く話になることが多いです。……おかげで北日本に足を運ぶ頻度が激減しましたorz
北海道はちょっと特殊で、道央・道南は札幌の求心力が効きますが、道東になると「羽田と札幌では費用も所要時間もあんまり変わらない」なんて構図があって、札幌の求心力はほぼ無効で本州北日本とほぼ似た構図になります。
東京大都市圏で見ても、東急平野(旧大東急エリアを指す表現でこんな言い方があったりします)と常磐線沿線ではやっぱり人の動きが違うんですよね。コミケのような巨大な求心力が出現するとこの程度の地域性は叩き壊されますが、もっと日常で「オシャレなカフェでオフ会♪」なんて話になると東急平野組は渋谷・新宿に集まる一方、常磐線組は柏集合なんてことになるわけです。
もうちょっと田舎の話に持って行くとして、たとえば妻有&南魚沼地区(十日町・湯沢あたり)だと「長岡行くのと高崎行くのが同じ感覚、新潟行くのと東京行くのが同じ感覚」なんて話になるそうです。こういう独特の感覚持ってると、彼らにとっては東京は特別に遠いわけじゃありません。てわけで地元では情報手に入らない限り東京に気軽に来ちゃいます。
鹿児島なんかだと福岡の求心力も弱くて、鹿児島市は南九州の中心として独自の求心力を持てています。なわけで、即売会やってもdrink barのように地方都市らしからぬ強度の成功を連発できる環境になります。(参考: http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51945171.html )
つまり、近場にどんな大都市があるか、ってことですね。
もちろんアニメ放送の少なさはいかんともしがたかった……わけですが、最近はニコニコ動画で国内どこでも見られる放送もどきが可能になりましたし、あとは都市どうしの関係性が鍵になってくるのかな、と思ってみたりします。
そう考えると、やっぱりアクティブにオタクしていくには東京の都心から近いところが有利なんでしょうねぇ。
オーケストラの書き方って、あんまり知られてないんじゃないかな……と思うことがあります。
せっかく多くの色が用意されているパレットが目の前にあるんだから、使いこなしたいですよね。
いろいろな作曲家の音を学ぶのが一番なんですが、基本戦略は以下の2つ。
前者だとドイツ系の音になります。後者だといろいろな音が出せます。
オーケストラ作曲の世界では響きを塗り重ねていく感覚が大切で、絵と同じだと思うんですよね。絵でもハイライトとかに色を足したりするじゃないですか?音楽でそれをやるんです。
ピアノの場合はここまで手の込んだことはできないですよねぇorz 打ち込みだとなおのこと。……生演奏だと、ある程度は何とかなります。楽譜段階で「こう書けば、ピアニストならこういう演奏をしてくれるだろう」とピアニストの心理を逆算して書くことになりますけど。
なお、打ち込みオケの場合と実演想定の場合では、同じオーケストラでもいろいろ違いがあります。
特に後者はアマチュア奏者とプロ/ハイアマチュア奏者のどちらを想定するか、でもいろいろと違いが出てきます。このへんの感覚を持つには、現場経験積まないとどうにもならないところだと思うんですよね……
なお、現在同人界隈で最も簡単に現場経験を積めるのはオータムリーフ管弦楽団の模様。東方オケもそれなりに行けるのかな?
さて、以前からのごたごたを一件ずつ片付けていくお話ですが。
先日、remofの柚智さんともメールにてお話ができまして、いろいろ受け入れていただきました。「今後、特段の理由がなければ攻撃をお互い仕掛けない」という範囲においては、最低限の信頼の構築ができたと思います。
これで、現在も存在するサークル相手で私の側に一方的かつ明確な非があるトラブルは一通り片付いたことになるのかな。
あとは安定して活動を回していくことですよね……。