何度も昔から言ってる気はするのですが、改めて。
HTML5ベースでモバイルのWebサイト作れる方はいらっしゃいませんでしょうか?
いくつか、お手伝いをお願いしたいことがございます。
もし可能な方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただければ幸いです。
連絡先は akami@amanogawa.to あてのメールか、もしくはTwitterとかでいただけるとありがたいです。
~オーケストラ、ピアノ、合唱、写真~
何度も昔から言ってる気はするのですが、改めて。
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さて、こんな興味深いツイートが流れてきました。
イベントでのR18本購入の際の年齢確認について思ったことをまとめてみました。 https://t.co/a6ctTNZxIQ @momoco2271さんから
— クマを添えてミスター結木 (@homotoon0916) 2016年5月12日
基本的に「全員が写真つきIDで身分証明」ってのはひとつの成立しうる像ですし、それが悪いとは言いません。
ですが、いくつか気になることがあります。
1つめ:本当にそれが必要とする社会的規範はまだ存在していないと思う(以下「思う」が連発します)ところです。全員に身分証明を求めるという運用を非難できる類の話ではないと思いますが、本当にそれが妥当な姿なのか?
といいつつ、もし「この人明らかにO18だよな」→実際はU18だったとなると、問題になるのは明らかです。類似事案はこれ。
なので、「全員に証明を求めます」は一つのやり方としての問題提起でアリかなー、と思ってもいいのかな、と。
なお、「ふだんからお付き合いある友達で、何らかの理由でO18であることが分かっている人」には免除、ってのは普通にOKです。銀行絡みでは確かNGですが、住民票取得あたりの身分証明は法的にもこれでOKな枠組みがあります。
2つめ:写真付IDを持たない人への対応。
「社会人は写真つきIDを持っていて当たり前」って言いますが、それは事実にかなり反します。公共でしばしば使われる写真つきIDというと免許証、パスポート、住基カード/マイナンバーカードでしょうが、免許証の普及率ってそんなに「持っていて当然」と言えるほど高くないです。東京都だと70%切ってます。*1パスポートは言うまでもなくで、東京だと4割くらい。ざっくり見ると(1-70%)*(1-40%)=18%なので、だいたい2割くらいは「パスポートも免許証も持っていない」人がいる計算になります。
住基カード/マイナンバーカードは現在発給数ヶ月待ちでしたっけ?住基カードの普及率はわずか5%なので、18%を埋めることは「現実問題として」できていません。マイナンバーカードも似たような結果になるでしょう。
非公的な身分証だと社員証や学生証が挙げられています。学生証はともかく、社員証って最近生年月日入ってないのが増えていませんか?個人情報保護のリスクから、生年月日を外す傾向が強まっているようです。なのでこれはそもそも年齢証明に使えない。TASPOは本質的に年齢認証に使うツールですし比較的普及してますがこれでも国民の1割弱なので、18%を埋めきれていません。
3つめ:信頼度の低いID問題。
TASPOって十分な信頼度持っているのでしょうか?
かつて、「信頼度の低い手段で本人確認をした」結果問題が発生して立件、という事例があるようで、そのときの判決では「信頼度の低い手段では、本人確認をしたとは言えない」というレベルで一刀両断されていた記憶があります。
もちろん文脈にもよりますから一概に言えるものではありません。立件された事例は、少なくともR18同人誌よりは高いレベルの本人確認が求められる性質のものでした。
なのですが、「TASPOで年齢確認した」が法的な現場でどこまで通るものやら。……とはいえ、これは実際に立件されてみないとなんとも言いようがない的事案か。
口頭の嘘表明や、コンビニの場合「嘘のボタンを押下」的事例をどう見積もるか?という問題にも繋がります。
4つめ:クレジットカード問題
赤ブーのb2-onlineカードを使って年齢確認をすることの是非について要約。
「対サークルへの年齢確認に使ってよいものでは?」→ どこにもそんなこと書いてない
「カード番号等を隠して提示すればよいのでは?」→ それだと誰のカードかわからんけどそれで年齢確認になるの?— ktgohan@USB充電本 (@ktgohan) 2016年5月8日
まあこのへんの話で。
プラス、普通のクレジットカードだとU18が持てないという保障はない(家族会員で留学絡みだと可能)ので、実は年齢認証にも役立ってません。(U18が持てる枠組みを作っていない赤ブーブーのカードはその意味では有効なんですが……)
ただし、この件は赤ブーブーのカードやゴールドカード関係ならばサークルの一存で解決可能。「クレジットカードによる年齢証明の場合、クレジットカード決済での購入に限りお受けいたします」で終わります。いまどきはSquareとか楽天スマートペイのおかげで同人サークルレベルのクレジット導入簡単ですし。
「写真つきID, もしくは写真なしID + クレジットカード決済で受け付けます」なら一つの形として機能しうるのかな……?それはそれで厳しすぎる気がしますが。
PiOの場合
同人イベントでクレジットカードで年齢確認が少し話題になっていますが、大田区産業プラザPiOの場合、施設が出した文章に「身分証明書等による確実な年齢確認。」と明記されておりますので、クレカ年齢確認はダメですね。
— すみひい (@sumihii) 2016年5月9日
こんな話がありますが、「身分証明書等による~」と「クレカ確認NG」は必ずしも結びついていないはずでは……。身分証明書等ですからね。*2
先日のあぷらじでも、交響曲第5番へのコメントで「Finaleで作っている」って話題への反応がいろいろありました。
なんですが、最近はFinale”だけ”で作業を完結することはなくなってきました。Studio Oneが使い慣れてきて、それなりに狙ったことができるようになってきましたし。
というわけで、私のオーケストラ作曲ではFinaleと他のツールをどう使いこなしていくか、紹介します。ネタは最近の作業ということで、交響曲第5番。
まずはここから。ここの作業のできばえが音楽の95%を確定させますので、最も重要なフェーズ。これが終わってしまえば残り作業は1週間もかかりません。
単純にFinaleを五線紙と同じように使い、作曲していきます。
Human Playbackにはかなり依存していくので、そのあたりの設定の作り込みも大切。
Garritan Personal Orchestraで音源を作り込む以上、制限には従わないといけません。例えばヴァイオリンは「ト音記号上加線2本のドのオクターブ上」以上は使えません。ミまでは通常音域なんで何とかして欲しいところではありますが……その一方、フルートのH足部管は使えたりするので、なんというか矛盾?
弦楽器のハーモニクスも綺麗な音色にはなりません。正直このあたりの解決だけは別音源使いたい……と思い始めている今日このごろです。
要求クオリティによっては、ここでWAV吐き出してAdobe Auditionで音を整えて作業終了にすることがありますが、交響曲の場合はこの先に進みます。
ぶっちゃけこの段階は最終仕上げ。交響曲規模の作品だと1週間もかかりません。大量の歌が入るMagna Solemnitasでさえここで使った時間は1ヶ月とかそんなもののはず。なお作曲は1年かかっておりますがな!
FinaleでHuman Playbackを適用したMIDIを出力して、Studio Oneの作業に移ります。Human Playbackが正常認識せずMIDIがおかしい!ってことがちょくちょくあるので、ここで何度も再生して(特に演奏指示を書き込んだところが正しく反映されているか)チェック。
Studio Oneでやることは、主に以下の通りです。
同じGarritan Personal Orchestraを使っていても、Finaleの音よりStudio Oneで出した音のほうが綺麗になります。特に24/96で出すとはっきり違ってくるので、この段階まで行くと24/96で作業したいところ。
歌モノの場合はここから歌のミックスとかが待っています。交響曲は器楽作品なのでこれで終わり。
クラシック音楽系の場合ダイナミクスとかを生かしたほうがいいので、コンプレッサーの類の音量をいじるプラグインは楽器単位で使うことはあっても、全体のマスタリング意図で使うことはまずありません。やるとすると即売会試聴用音源やラジオ提出用音源を作るときに音量レベルを全体敵に上げる程度でしょうか。
交響曲第5番は、Studio Oneのプロジェクト機能でCDマスターを作りました。
なんで、ピアノロールはぶっちゃけ読めません!
MagnaのときにMelodyne的な意味で必要に迫られて少しは読めるようになりましたが、楽譜と同じってわけにはこれっぽっちもいきません!
今日、やっと収録が完了し、出せるクオリティの目処が立ちました。
というわけで、5/8例大祭では新作 “東方ピアノクラシック #1” (仮題) が出ます。
ジャケット類はもう少しお待ちください。
4トラック収録、500円でのリリース予定です。
同人作品の適切な価格設定の話、個人的な検討メモをばらまいておきます。
○前提として、作品の価格を0円(=無料配布)にしたら売り上げは正確にゼロ。無限大円(=誰も買えない)にしたら誰も買わないのでこれまた売り上げはゼロ。一方、通常の同人活動を行えば何らかの正の売り上げが出るのは当たり前なので、どこかに最大の売り上げをもたらす価格が存在することは間違いない。*1
○そもそも「適切な価格」は何で決まるのか?→おそらく以下の3(4)つで決まる。
(0): 本人がつける価格
(1): 作品を制作するのにかかるコストの回収
(2): 需要と供給の関係から決まる、最大の収益を得られる価格。ミクロ経済学的に単純な需要供給モデルのほか、おそらく以下の2つが関係する。
(2-1): 他作品や無消費(=何も買わない)との競争関係
(2-2): 作品のブランディングによって得られた市場での立ち位置
○以上の手法で得た「適切な価格」が常に一致するとは限らない。それぞれの「適切な価格」はどのような関係性に立つか?
○ある手法を「正しい」と言い張ることは、おそらくイデオロギーの表明にすぎない。その程度に「適切性」はお互い相対的なもの。
○一方で、通常は過度な赤字をかかえてしまうとサークルにとって同人活動の継続性が成り立たなくなる。「同人創作は赤字が当たり前」という題目はあるが、その題目でこの赤字を「受け入れて活動を継続しろ」とサークルに命令できるほど、私は上から目線に立ちたくはない。
○そもそも議論の前提として、同人活動でメシを食う人、同人活動をメシのためのプロモーション手段にしている人、同人活動を完全に趣味の枠組みでやっている人を混ぜるのは危険だと思うところ。1番目と3番目はしばしば理解されるが、音系同人に関しては2番目が重要。
○同人の仕組み全体を維持するためには、サークルが過度の赤字を抱え込むことを前提にするのはよろしくないと考える。サークルにとって耐えきれる赤字の範囲で済ませたい。
○赤字を減らすには、売り上げを増やすか支出を減らすしかない。
○売り上げを増やすには価格設定を上げれば良いのか?ミクロ経済学的には価格を上げると売り上げ本数が減ることになっているが、実際どうなのだろうか?意外とそうでもない、という実例を耳にしている。
○支出を減らすための典型例が、謝礼価格のデフレ。この手段は「機能可能」な可能性がある。ただし、同人活動でメシを食う人と趣味の枠組みでやっている人の間での断絶を引き起こしかねない構図ではある。……ここは混ざっているほうが有害で、むしろ断絶しちまってよくね?が本音。
○同時に、同人外部から買い手を引っ張ってくるアプローチが必要。何ができるかな?小劇場演劇とかが苦しんでいる世界。最近のM3には小劇場界隈の人も多くて、そのへんの話を聞けるかもしれない。……ただ、そもそも小劇場演劇世界にとって「M3に進出」が「外部の人を呼ぶための成功例」と見なされている予感がしなくもなくてうぼぁ。
*1:数学的には半連続関数における最大値の定理の話。
この手の話をすると燃える、ってのは脇に置いて。
まず、ヘイトスピーチが良いものか悪いものかといえば明確に悪いものですし、反人道的なものである、という理解を前提に置きます。
一方で、ヘイトスピーチへの糾弾に法的な裏付けを与えた瞬間「表現の自由」とのバッティングが起きることも認識しています。例えばヘイトスピーチに表現の自由を与えるなら法的に糾弾できなくなるという話ですし、逆にヘイトスピーチを表現の自由の枠外にした場合「ある特定の表現を自由の枠外に追い出す仕組み」はおそらく政治的に悪用可能です。なので、ヘイトスピーチの排斥は、おそらく法的な裏付けを持たない形でやる必要がある、ということでしょう。
もし私がこういう宣言をした場合、同人界隈からはどのくらい歓迎されるのでしょうか?
皆様のご意見をお伺いしたく。
以下に意図をたたんで追記していきます。
今回のM3のお品書きをお知らせいたします。
新作:
●交響曲第5番 1000円
準新作:
○Sis Claviere Magica!(まどマギ演奏してみたCD) #1, #2 各500円
●Magna Solemnitas, 変奏曲集 各1000円
○ad bacchum! (赤&白) 各1000円
○ピアノ協奏曲 1000円
△Khronos 1000円
旧作:
△ピアノで綴る旅の物語、管弦楽版歌曲集 各500円
△CAILLINAD 本編 1000円、ボイスドラマ2作品 各500円
搬入量は、●:潤沢, ○:そこそこあり、△:少なめ です。
まずは宣伝。
2016年春新作「交響曲第5番」、4/24のM3から頒布開始します。
2016年春の即売会参加のお知らせは、こちらの記事をどうぞ。
さて、連載の2つめ。
交響曲第5番の第2楽章・第3楽章について語ります。
全般&1楽章の記事はこちらをごらんください。
さて、リリースまであと1週間を切りました。
というわけで、交響曲第5番の作品についていくつか語ってみます。まず初回は全般&第1楽章について。
第2楽章&第3楽章はこちら。
第4楽章はこちら(未公開)
というわけで、ぺたり。
まだまだ更新は予定しておりますが、ひとまず特設サイトオープンということで。
デザインはいつものように亜樹さんにお願いしています。THX!