拡散希望:クラシック音楽業界から精神的暴力をなくしてほしいです!

今日の午後、話題になった高嶋ちさ子さんの家庭内暴力問題。

自分自身も、ああいう感じの親に育てられてきました。
とても大事な演奏会の2週間前に、演奏会で使っている楽譜を全部ビリビリにしてゴミ箱に捨てられたこともありました。先生からのコメントとか、全部まとめて回復不可能に終わりました。親から包丁を突きつけられたことも一回ではありません。
私の身の回りで音大出身の親が、「子供に包丁をつきつけた」ことを武勇伝のように言っているのも何度も聞きましたし、そういう人たちがお互いに「普通の教育だよね」と評価しあっている風景も見ています。そんなの普通であってはいけません。

自分のことにも重ねてしまって、ああいう風景がクラシック音楽の界隈で生きていることは、私自身許せませんし、社会が許してはいけないはずです。
DVは許さない、という社会になってから世の中では10年以上はたっているはずなのですが、なぜクラシック音楽業界では未だにDVが横行するのでしょうか?

さらに最後の一撃になったのがこちらのツイートです。

 このツイートは、高嶋ちさ子一人がDVをやっているという構図にはなりません。クラシック音楽業界が高嶋ちさ子のDVを容認している、ということになります。

こんな環境、私自身が育ってきた環境だからこそ、許せません。

というわけで、change.orgでキャンペーンを開始しました。

www.change.org

芸能業界でこのように声をあげることは、たぶん「業界」からの脅しを受けることにも繋がるでしょう。だけど、私が育ってきた世界でもありますし、今でも私はクラシック音楽が好きです。

友達と呼ぶことも烏滸がましいレベルの雲の上の人たちにはなってしまいましたが、世界をまたにかけて活躍されている小菅優さんやバッハ・コレギウム・ジャパンで活躍されている鈴木優人さんは小学生~高校生のころの音楽仲間でした。彼女や彼のように、自分の身近なところから偉大な演奏家が生まれるのは(悔しい、と言わなければ嘘になりますが)素晴らしいことです。

私はそういう世界に生きてきた身として、クラシック音楽業界でDVのようなことが横行するのが好きではありません。いいえ、はっきり言います。嫌いですし、あってはならないことと思います。

クラシック音楽といえば、ヨーロッパには日本をはるかに上回る伝統と上積みがあります。私も子供の頃にドイツとの交流イベントで現地の音楽学校など訪問する機会がありました。ヨーロッパの音楽教育、少なくとも良いクラシック音楽教育には、暴力や抑圧が機能する場はありません。音楽のために家庭内暴力は必要ないのです。

クラシック音楽の文化を正常化するためには、皆さんの一票が絶対に必要です。
キャンペーンへの賛同をお願いします!

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