さて、先日のM3で桜井みおさんとこから出させていただいた「バイキング」。
こちらもいつものようにいろいろ仕込んでました。
CDはこちらになります:遊園地から贈る君への唄 で、曲はこのあたりでお買い求めいただくと桜井さん的に嬉しい感じかなー?
てわけで、作品解説をば。CDをお持ちの方は、音源再生準備をお願いします^^
編成は2-2-2-2, 4-2-0-0, Timp, Harp, Pf-Solo, str. と最近の作品では小さめなほう。
最初のピアノに出てくる右手の旋律が、曲全体の統一テーマです。揺れる船をイメージした音のパターンになっていて、前後にゆらゆら、時には激しく揺らされるバイキングをイメージしていました。
モチーフレベルで使ってますので音の組み合わせは毎回ちょっとずつ違いますが、元は全部これです。
このモチーフが、ボーカルの入りにそのまま使われます。
ヴァイオリンの裏旋律も、もちろんこのモチーフから。
そして、揺れが大きくなってきてサビに至るまで同じモチーフ。
最後、ひとしきり盛り上がって船から降りる前も。
ずーっと同じモチーフの活用でしたが、最後の最後で動きが変わりました。そう、降りる準備です。
というわけで、1曲全部を1つのモチーフベースに作り上げてみました。
なお、臨時記号の量はいつものごとくお察しくださいというやつでございます。♭5つの調号なのに普通にメロディーに♯が乱舞してましたねぇ^^
桜井さまには申し訳ないですorz ……が、これがサークル名通りでうちの作風なのよねorz