出所はこちらのツイート。
【依頼メールの書き方】 ・絶対名乗る。 ・成果物も見せる。 ・ちゃんと連絡先も載せる。 ・何をして欲しいか端的に述べる。 ・そのあとに詳細を記入する。 ・報酬については出せる/出せないきっちり書く。 ・相手に時間をとってもらってることを意識する。 これ出来ないメールめっちゃくる
— PIROPARU【ボーマス27 え01】 (@PIROPARU) November 3, 2013
大切なことだと思います。が、このツイートだけだと分かりにくいところもあるので、勝手に補完してみました。
> ・絶対名乗る。
もちろんHNで構いません。
というか、「依頼しているプロジェクトと結びつけようとしているあなたの活動名」を名乗るべきです。
たとえば変なHNを名乗ったり、逆にHNしか知られていない人が本名を名乗る、といった行為はほとんど意味がありません。
> ・成果物も見せる。
この表現だといろいろ分かりにくいと思います。私自身悩んでいます。
過去に自分の成果物があれば、ということなのでしょうね。
たぶんこのへんの考え方があって。
●自分が過去に取り組み完成させた成果物
→プロジェクトリーダーとしてでもいいし、一人の参加者としてでもいいし、どちらでもいいと思います。理想像はポートフォリオサイトのURLかなぁ。
●もしそのプロジェクトに既に中間成果物があるなら、中間成果物
→途中から参加していただくわけですから、現状をお見せするのは大切です。が、秘密保持との関係もあり、何を見せられるか?は慎重に検討すべき。
で、「成果物」って表現がわかりにくいかな。IT業界ではよく使う表現なので、元ツイートの人はひょっとしたらそっち系の仕事の経験があるのかもしれません。
何らかのインプットを前提に、何らかの作業を行って生み出されたものが成果物になります。なので、たとえば企画書は「自分の企画妄想」を「形にする」作業を経て生み出されるものなので、ひとつの成果物です。
ただ、企画書のようなプロジェクトの中間で生み出される成果物と、プロジェクト全体が最終的に生み出す成果物は峻別すべきという考え方もあって、たとえばPMBOKではそれぞれの概念に delivarable, productという別々の言葉を当てています。
> ・ちゃんと連絡先も載せる。
メールアドレスで十分だとは思います。が、「受信できるメールアドレスを載せましょう^^
一番いいのはメールのフッター(署名部分)ですね。署名がちゃんと書いてあって、発信元メールアドレスへの返信で問題ないのであれば、特に「連絡先を別に載せる」必要は感じません。
> ・何をして欲しいか端的に述べる。
何がインプットとなり、アウトプットを何にしてほしいか、を書くのが一番わかりやすいですよね。
が、実際依頼する側の立場になると、「なんとなくほわほわしたイメージしかない」場合もあります。そういう場合は、ほわほわしたイメージをできるだけ言語化する、というアプローチでもいいと思います。コンサルティング的な感じ?
> ・そのあとに詳細を記入する。
端的→詳細って書き方はわかりやすいですが、その手の構造を持つ文章を書いた経験がないと一朝一夕にできるものでもないし、そんなに大切でもない印象です。
要は分かりにくい表現がダメ、ってこと。
> ・報酬については出せる/出せないきっちり書く。
大切ですね!
「用意した金額が十分な報酬でないと、失礼にあたるかも」ということを気にする必要はありません。
たとえば、「今回のプロジェクトでは全部で○万円用意させていただいております。うち○万円を××と△△への依頼に使うことを考えておりますが、そちらの設定と合いますでしょうか?」という感じでもいいんじゃないかな、と思います。
最後にこれ。
> ・相手に時間をとってもらってることを意識する。
これは書き方に直結する話ではなくて、全体的な礼儀の話として考えればいいと思います。