新サークル立ち上げからがんばってきましたが、なんとか今年はそれなりの成果を上げられたのかな、と思います。
個人的な同人10大ニュース。それなりに個人的な思い入れのあった企画や、意識を張り込んでたような仕掛けで起きたニュースを中心に。
1. 即売会サークル参加復帰
同人に限ればこれが最大のトピックになります。2月に花祭準備会のほうで花帰葬オンリーに出てたりするんですけど、やっぱり自分の本来の居場所は音屋。今年の秋から、M3へのサークル参加復帰しました。
2. ガール社のCO.mix
札幌でお世話になってるガール社さんの即売会立ち上げ。イベントそのものには今のところ関わってないですが、かをりさんとはちょっとした繋がりがあったりするので、全力で応援です。
3. はぴねす。参戦
昔から、ボイドラ企画には一度ちゃんとコミットしておきたいと思っていたので、一般的な同人の仕掛けに従ったボイドラサークルに参加できたのは嬉しいところです。
……織姫演劇団?あんなもののどこがマトモな同人ボイドラサークルやねん?あんなめちゃくちゃなアーキテクチャ。……と思ってたんですが、最近織姫演劇団のアーキテクチャに近い仕掛けを持った同人ボイドラチームが増えてきててなんか面白いことに。
4. 九州イベンター組との繋がり
昨年に続いて今年も秋のArbalest tenjinに参加。東京エリアでも、GWの某即売会で九州組の皆さんにはいろいろお世話になりました。
ひとまずtenjin.beは終わりますが、Project Arbalestはもうしばらくは終わりそうにありません。来年のProject Arbalestにwktk。
5. 恵比寿のお店
恵比寿でオープンしていた表現者たちのお店、Act Cafe No Names。数ヶ月で終わった恵比寿営業ですが、ほぼ毎回顔を出してました。PM保健室企画の立ち上げに関わることができたのも良い思い出。来年はとうとう本格的な常設店舗を立ち上げてオペレーションされるみたいです。ちょくちょく通えるといいなぁ。
6. ホワキャン騒動
年末いきなりどっかーん。なかなか表に出てこない超大手サークルの人たちの裏の世界を垣間見られる大騒動になりました。あの問題はそこそこ根が深いし、コミケ準備会方面の上のほうでも頭痛に悩まされてる人がいそうです。
7. 某中傷問題
旧サークル(織姫やprimenotes)を引きずったトラブルでした。結果的に私たちが強い立場で解決したものの、トータルではかなりの被害を受けたんじゃないかと思ってます。でも、終わったことですから。これを終わらせられて新作出せたこともあって、「いつ潰されてもおかしくない」という恐怖はかなり去ったような気がします。
8. 企画参加
水瀬さん/さはらさんの企画、EstrellitaのClosed x Clownにお誘い頂きまして参加してました。
9. 地域社会と同人
水戸コミケや羽後町・徳島市のような大がかりな仕掛けも面白いですが、今年はもっと小規模な「同人x地元」の面白い話がいろいろ聞こえてきました。えみゅう。さんの茨城空港ハックとか、大宮さんのご当地CD企画も。Project Arbalest的には北九州ギラヴァンツの痛ゲーフラなんかもホットトピックかな。
個人的には高知のまんさいに期待。というか四国は桃木真美さんいらっしゃるんで、なんか面白いことができそうな気がしてます。もちろん札幌や浜松のボカロ町おこしも。札幌がビジネス寄り、浜松がカルチャー寄りなのかなぁ。
10. 評論同人の定着
今日のコミケでは、評論エリアが午後くらいから異様な混雑になってました。。評論x同人というともちろん文学フリマの盛り上がり問題とかいろいろ出てくるんですが、今日の奇刊クリルタイメルマガでも出てたようにジャンルの壁を越えられる道具としては評論はこれからも有効だと思ってます。同人のジャンル間だけではなく、同人と外部の壁をけっこう簡単に越えられる特徴もありますし。
同人音楽で普通のショップに売ってるCDを持ち込むと「これって同人なの!?」って言われますが、評論同人で普通の本屋に売ってる本を持ち込んでも意外とコミケ的に通っちゃう雰囲気ありますし、なにせ年によっては東浩紀さんみたいな「日本を代表する知の巨人」そのものがコミケにサークル参加して本を売ってるわけで。