【お知らせ】コスプレ&ポトレ向けの水中撮影入門本、出します&練習会もやります

さて、以前からちょくちょくお知らせしていた水中撮影入門本。
いよいよリリース近づいてきましたので、お知らせさせてください。

underwater-cosplay.dreamlog.jp

2018/05, 06にかけて、コスプレ・ポトレ向けの水中撮影入門本をリリースしてまいります。

この夏にコスプレやポトレで水中撮影をやりたいという方に向けて、何を練習すれば安全に楽しく水中撮影できるのか、といったところをまとめています。
水中撮影は過酷で大変だという声も聞くのですが、ポイントをちゃんと押さえて練習しておけば、本番がとても楽になります。

リリース名義は、メンバ皆さんと話し合った結果、東京おさかなの会にしました。今年からオープン運営を始めたオタク水泳部のプロジェクトです。

swimee.blog.jp

2018/05のリリースは、理論編。

コミティアに Harmonie Chromatique がサークル参加しますので、そこでの頒布を予定しています。Zatta交流会の課外活動部さんにも委託を予定。
こんな内容を予定しています。

  1. 水中撮影の美しさ、魅力の出所(雪風ゆいさん)
     オタク水泳部でもコアメンバーをお願いしている雪風さんに、こちらの企画でもコアメンバーとしての執筆をお願いしています。彼女は本業が社会科学専攻の大学院生な方なので、そちらの本領を水中撮影ターゲットに発揮した記事をお願いしました。
     水中撮影のフロンティアといえばこの方!な柚コトキさんのご協力も頂いて、魅力の源泉と未来を縦横無尽に掘り尽くしていただきました。
  2. フォトグラファーとモデルさんにとって必要なスキルと意識の基本(あかみ)
     こちらは現場の声として、あかみが担当しています。撮影に特化というよりは、水の中で楽しく安全に活動するための基本的なことをまとめています。
     色々なロケーションで撮影していくための個別スキルは、6月の実践編に掲載予定です。

2018/06のリリースは、実践編。こんな内容を予定しています。

  1. 様々なロケーションでの実戦的なノウハウと作例
     経験豊富なコスプレイヤーさん、フォトグラファーさんにお願いして、色々なノウハウを執筆お願いしております。関西の水中撮影ガチ勢:城戸春人さんにもご執筆をいただいております。
     内容の詳細は、もうしばらくお待ちください。
  2. もっとエッジ効かせた撮影の話題
     難易度が跳ね上がる水中でのマーメイド撮影や、スキューバダイバーさんとの連携といった話題を取り上げています。

実はこのツイート、この本のキックオフ企画でした^^
水中撮影ノウハウって上げている方があまり多くいらっしゃらないみたいで、私のところと城戸さんのところを読んで水中撮影を始めた、という方がけっこういらっしゃるのですよね。

 

そして、本のリリースにあわせて練習会も開催します。初回は4/18,  その後4/30に予定しています。 4/18はセーフティ・レスキューの特別練習会、4/30は初心者向け水中撮影練習会&その後オタク水泳部の普通の水泳練習会です。

特に4/18は、タンクを背負わない前提での水遊びレスキューとしてはおそらく日本最高峰のレッスンです。平日一日吹っ飛ぶ企画ですが、可能な方はぜひご参加ください。このレベルの機会、世の中にはそうそうないですよ?

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atnd.org

5/19-20の木更津スタジオ撮影会にも、あかみと雪風さんで参加予定です。水中撮影でお困りのこととかありましたら、せっかくの機会ですし是非ご相談ください。お手伝いできることもあると思います。

 

コス水中撮影関係:最近の話

さて。
私のブログでは、いつも水中撮影関係の記事でアクセスたくさん頂いています。皆さんありがとうございます。

h-chromatique.hateblo.jp
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今年夏も練習会・撮影会あわせて何度か撮影してきました。

そして、来年夏合わせでこんな企画やってます。

まずは宣伝。

この本の企画を兼ねて、ぷち練習会&遊び会として9/24(日) 13:00~15:00と, 11/5(日) 19:00~21:00にBumBのプールを押さえました。公共の施設なので衣装は水着以外無理ですが、いろいろと面白いネタを準備してあります。
もし興味ございましたら、twitterで @har_chromatique に @ を飛ばしてください。もろもろご案内します。

 まとまったノウハウは本に載せますが、今年一年で手に入れたノウハウをいくつか先にご紹介します。

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人魚撮影etc. の練習場所のこと。

最近この手の話題が増えているのと、うちのブログで今いちばんアクセス取れるネタが水中撮影っぽいので、久々に水中撮影ネタ。

最近もちょくちょく人魚撮影やってます。

分かる人なら(物理的な意味で)どこで撮影したか分かっちゃう動画ですが!

それはそうと、ここでの練習会。なんだかんだで月1~2回くらいは私が参加していて人魚撮影の実績がある練習会が、コンスタントに設定あります。

そして、そのうち1つでは私が副幹事をやっているので、参加者を増やすほうで結果にコミットしなければならない立場ではあります。なので、問い合わせてもらえれば練習場所とか教えられる……といえば教えられるのですが、やはりスキルの面で問題が大きいです。

スキルお持ちの方は私あてに、何らかの手段で問い合わせください。
人魚撮影やコス撮影を見据えた練習に限らず、スキンダイビングの練習を日常的にやりたい方とか、御蔵島にイルカと遊びに行く前に練習しておきたい方*1とか、大歓迎です。

 私もいろんな友達をこの場所にお連れしてきました。このくらい泳げたらここに連れて行って人魚撮影してもいいよねー、という基準がなんとなく見えてきましたので、つらつらと書いてみます。

  • まずは水慣れ。プールにガッツリ通っている or 通っていた人、もしくは「子供の頃の遊び場は海!」みたいな人だと、最初のとっかかりがものすごく良い感じです。
  • 水面で25m泳げるなんて低いレベルの前提じゃ、人魚系は危ないです。他の水中撮影と違って人魚は両足固定しますから、難易度一気に上がります。とりあえず、200mが最低ラインかなぁ。
    時々お世話になっているインストラクターの方曰く「30分ノンストップで泳げたほうがいい」という話で、そこまで行けるなら水面でのスキルはほぼ問題ないです。30分ノンストップというと初心者~中級者の世界で1km~1.5kmくらい?
  • 潜ったまま水中で水平に泳ぐのは、普通のフィンつけて25mが目安ですかねぇ。フィンなしで行けるなら止めませんが。
    このへんの世界知らない人からは25m潜ったままって時点で異常な能力の扱い受けることがありますが、それなりのフィンつけてしまえば25mは簡単に行けます。
    私たちの界隈には50m以上行ける人もいますけど、それはそれでちょっと特殊な別の世界ですし、まわりの監視なしで練習されると危なすぎるのでお薦めしません。
  • 垂直に潜るほう。プールの底まで行けないと、何かあったときにまずいですよね?この撮影で使ったプールは、深さ5mです。
    ただ、これは厳密に言ってしまうと「練習をはじめるために、その練習で得られるスキルが必要」という「缶切りが缶詰の中に入っている」状態になるのでいろいろ悩みどころ。一番手っ取り早いのは我々のような人魚練習・人魚遊びの前に、ちゃんとしたスキンダイビングのインストラクターさんに教わることです。

人魚撮影まわりにせよ、「ちゃんと泳げること」が一番大切です。ちょっとした道具の使い方なんて、そんなの簡単に覚えられます。それ以上に身体が水に慣れているかどうか、水とちゃんとお友達になれるかどうか。そっちのほうがよほど大切。

 

*1:世の中ではイルカ遊びも「泳げなくてもOK」とか言ってるショップいますけど、あれは完全にオルタナ真実です。本当に楽しむなら、かなり高レベルのスキル必要ですよー!

海/水中遊びの楽しみ方紹介

去年の御蔵島エントリとか、水中撮影とかでも紹介しておりますが、この数年いろいろな形の水中遊びを楽しんでおります。

h-chromatique.hateblo.jp

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で、費用ってどのくらいかかるの?どこで練習できるの?どんな楽しみ方があるの?

うちの周辺でも「気になる」って人はけっこう多いみたいですし、この機会に紹介してみます。夏もまだまだ続きますし。
以下折りたたんでおきます。

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ここしばらくのドローンの話とか。

うちが数年前に仕込んで世に出ずに結局流れた企画*1で、空撮PVなんて案が出てたことがありました。
当時は「ラジコンヘリなんて無謀だし、釣り竿にカメラつけて撮影しよう」ってアイデアに着地していたのですが、今なら確実にドローン持ち出していたでしょう。

で、最近ドローン絡みの面白い話があったのでご紹介。

2015年春のM3同日に秋葉原で開催してたドローンソン。

japanese.engadget.com

ドローンを使って救急救命を実現するというコンセプト。
この手の企画を、首相官邸への放射性物質散布事件&その後の一連の問題みたいなアホで潰さないでほしいなぁ、とは思いますね。

そして最新のこれ。
群馬大の早川先生が、火山学者としての本領を発揮。箱根火山の火口近くにドローンを飛ばして写真撮影に成功しました。

togetter.com

おかげで多くの火山学者が箱根火山の現状を詳細に検討できるようになり、社会に貢献できています。

こういう社会的に有益なドローン活用事案が積み上がっている一方、事件も山積みになっています。かつては名古屋市内での夜間墜落事件とか、最近は善光寺墜落事件、首相官邸への放射性物質散布散布事件とか。

www.youtube.com

 


www.nicovideo.jp

www.asahi.com

 てなわけでドローン、ついでに余勢買ってラジコンヘリとかを包括的に規制する動きが出ました。*2

早川先生とか小寺さん絡みの企画とかで「正しく有益に」ドローンを使いたい人や、そういう人を育成するためのプロセスを規制せず、事故リスクが高い無茶な使い方や有益どころか有害な使い方を規制していくには、どうしたらよいのか。
いろいろ考えて行きたいものです。

……コスイベでドローン持ち込んでみたいんですが、なかなか問題多いんだろうなぁ。そもそもドローンで撮影できるコス関係の構図って、よほどのこと考えなければ脚立に乗って上から撮影すれば撮れるのも事実ですしねぇ。

*1:キックオフミーティングまでやったところで流れたのでうち以外は実作業やってないはずで、社会的迷惑は最低限で済んだとは思いますが……

*2:実のところ、日本が先進国で一番規制が甘かったというのがこれまでのところで、本来は日本発のイノベーションをいろいろ実現できたはずなんですがね……そういう視点、経産省にはあってもその他大半の省庁や警察、国会議員にはないので、なかなか通りません。

水中撮影レポート:久々に御蔵島行ってきました

このblogで継続的にアクセス頂いてるの、コスプレ水中撮影関係の記事なんですよね。

 

h-chromatique.hateblo.jp

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てわけでほんとはコスプレ水中撮影の機会があると嬉しいんですが、その前に御蔵島行ってきたんで写真レポート送ります。
コスプレ的には、大宮のスタジオにちょっと期待。壁にアクリルがないみたいなんで入水撮影前提っぽいですが、そこはあの浅さならウェットスーツ着てウェイト8キロ巻けば水中での体固定は問題ないっしょ。手持ちのウェット相当のブツなら水温20度切ってても何の支障もないのは確認完了。

 

てわけで、本編の御蔵島写真。以下折りたたみます。

“水中撮影レポート:久々に御蔵島行ってきました” の続きを読む

コスプレと同人音楽の話:テクノロジーが変える表現

えっと、話の発端はこれ。

彼はイベント主催の立場でもありますから生の数字を見てるはずで、だいたい間違ってない状況だとは思うんですが、もう一つ。
実は、同人音楽が10~20年前に通ってきた道と同じことを、コスプレがリアルタイムに通っているのではないか?と考えてます。

同人音楽はいまやCDで作品を頒布するのが当たり前になってますが、実はCD-Rって普通の世の中で出回るようになったのはこの20年くらいのモノなんで、それ以前はCD頒布ってありえなかったんですよね。
で、CD-Rが当たり前になって、JASRACが耳コピMIDIの課金の姿勢を明確化して、耳コピMIDIを作ってた人はCD-Rで同人音楽CDを作るようになりました。そしてYouTube/ニコニコ動画の出現で「動画公開」のコストが大きく下がり、いまや音楽の新作を動画として公開するのも当たり前の時代。
テクノロジー(+社会情勢の変化)は、音楽の世界ではたしかに創作の形を変えてしまいました。
コスプレでも同じことが起きているのではないでしょうか?

いまや、20万も出せば良いカメラがレンズキットで手に入ります。フルサイズ機、つまりプロが整った環境で本気撮影に使うようなレベルのカメラでも新品がレンズキット30万台の世界です。Photoshopは月5000円です。プロが使う道具がアマチュアでも手に入る時代になりました。
「コスプレ」がダンスパーティーと大規模コスプレイベントを意味していた10年前と違って、いまやスタジオ派は「作品を作り込む」気合いでコスプレをしています。そういう人たちが生まれてきたことも、テクノロジーの進化に伴う必然だったのではないでしょうか?

近未来にどういうテクノロジーが普及して、どういう創作を変えていくのか。どうなるにせよ、自分の本職はテクノロジー屋。最先端の開発現場からライトなユーザーがテクノロジーを使う現場に至るまで、うまくキャッチアップしていきたいものです。

冬コミ:人魚写真集、参加決まりました!

さて、先日もちょろっと書いたオリジナル人魚写真集の件。
私の写真の採用が確定との連絡をいただきましたので、改めて宣伝記事を書かせてください。

というわけで、蝶良さまの人魚写真集、” Sirene Aqua “, C87 3日目東J-16a にて頒布になります。

 今回冬コミで私が関わっている作品はこれ1つのはずです。ただ、過去作品の頒布の有無が確認できていなかったりしますので、他に何かあったらお知らせ記事打ちます。

写真展のご紹介

海仲間(といっても海でご一緒したことはまだないんですが)の方が参加される写真展の情報をシェアさせてください。

写真展「海で逢いたい」


清水 まみ – 携帯アップロード | Facebook

海の水中撮影系で有名なフォトグラファーの方がかなり参加されてます。
コスプレとはまた違った水中撮影ですが、これもこれで面白いですし、皆さんいかがですか?^^

冬コミ:委託先募集中(笑 & 人魚撮影のこと

てわけで、もうすぐ冬祭りですね。あと3週間?早いなぁ……

Harmonie Chromatique では作品委託先を募集しております(笑
Magna Solemnitasのスピンオフ企画「変奏曲集」を置かせていただけるスペース、ございませんでしょうか?

それとは別に、先日も人魚撮影、行ってきました。


【C87】3日目東J16a『空色sweetia』創作人魚…やっと!|蝶良 寿の 空色*sweetia

うちが撮った写真が入るかどうかはこれから写真選定の結果次第なのですが、撮影&画像処理まわりとかお手伝いさせていただいております^^
冬コミでうちが関わる作品は、いまのところこれ1つだけになりそうな予感です。

水中撮影って楽しいよね~!
というわけで、こんな写真もあったりします。こっちは人魚とは別件で、いつもの辰巳の練習会。

この手の水中撮影でしたら、相談とかいくらでも乗らせていただきます^^

……本題の同人音楽?Magna Solemnitas 作曲中です^^